赤ちゃんのおもちゃを選ぶ時、こんな悩みを持ったことはありませんか⁇
まだ言葉を喋らない赤ちゃんにおもちゃを選ぶの、悩みますよね。実は、おもちゃひとつとっても、赤ちゃんの脳の発達に関係があるのです‼︎
この記事では、赤ちゃんがおもちゃで遊んでくれない理由や、脳の発達を促すのにオススメのおもちゃをご紹介します。
赤ちゃんひとりひとりに合ったおもちゃを選んで脳の発達を促すお手伝いをしましょう‼︎
Contents
赤ちゃんの脳発達とおもちゃの関係
おもちゃは脳の発達を促すのに大きく関係しています。
赤ちゃんは、経験を重ねることで脳や身体能力を発達させていきます。このさまざまな経験を、おもちゃを通して体験していきます。
指先をよく使う積み木は集中力や想像力を発達させたり、メリーやモビールのゆっくりとした動きや音楽は視覚と聴覚を刺激します。
たくさんのおもちゃを与えても、赤ちゃんはどうせ覚えていないなんて考えてはいけません。覚えていなくても、おもちゃで遊んだことは確実に脳を発達させています。
赤ちゃんの脳は、一歳になるまでに大人の約70%まで成長するからです。
例えば、ひとつの物体を立体的にみることを感知する右脳は、大人になってからは鍛えることは出来ず幼少期のみ発達します。
この右脳に刺激を与えるのが、積み木やブロックなどのおもちゃになります。
おもちゃは子どもの能力を引き出す工夫がたくさんしてあり、赤ちゃんが楽しみながら発達の段階に見合ったちからを伸ばしていくことができる脳発達のお助けマンなのです。
脳発達を促すおもちゃを与えたけれど赤ちゃんが興味を持たない⁉︎その理由は…
せっかくおもちゃを与えても赤ちゃんが興味をもたないこともありますよね。その理由にはこんな3つが考えられます。
- 月齢にあってない
- おもちゃがすでにいっぱいある
- 元々の赤ちゃんの性格
ひとつずつクリアして、赤ちゃんがそのおもちゃに興味を持ってくれるように確認していきましょう♪
月齢にあってるかどうか
どのおもちゃにも、適正年齢や対象月齢が記載されていることが多いです。
それはおもちゃが赤ちゃんの身体的、精神的な能力と遊び方が合致しているか、または必要な安全対策が施されているか等を判断できる基準です。
対象月齢が少し上のおもちゃを与えてしまうと、赤ちゃんには遊び方が難しく遊んでもらえないことがあります。
また対象月齢より下のおもちゃを与えると、今度は簡単すぎて飽きてしまい、遊んでくれなかったりします。
おもちゃに記載のある適正年齢から大幅にズレていないか、まず確認してみましょう。
安全性の観点からも、対象月齢を守ることをおすすめします。赤ちゃんが小さいうちに、対象年齢の高いおもちゃを与えてしまうと誤飲や怪我のリスクも高くなり危険です。
おもちゃがすでにいっぱいある
おもちゃが多すぎると、好奇心旺盛な赤ちゃんは次から次へと目移りしてしまい、”もういいや”となってしまうことがあります。
物事の選択の回数や決断の回数が多ければ多いほど脳が疲れてしまい、遊ぶ意欲も低下してしまいます。
また、遊びたいおもちゃを見つけられずイライラしてしまったり、やりたかったことができない、集中力の低下といったことにもなります。
たくさんあるおもちゃは、ちょうど伸ばせる時期の脳の機能にあったものとはズレてしまうこともありますよ。発達にあっているおもちゃが周りにあることも、とても重要です。
今、遊んでいるおもちゃ以外は片付けることを習慣づけると大きくなった時に“次のおもちゃを出す前に片付ける”といった整理整頓の習慣の基礎となります。
小さいうちから意識して、習慣づけておきたいですね♪
もともとの赤ちゃんの性格
月齢にあうものを適量与えても遊んでくれない赤ちゃんもいます。赤ちゃんの性格も十人十色です。
おもちゃや物に執着しない赤ちゃん、おもちゃで遊ぶより身体を動かすのが好きな赤ちゃん…そんなお子さんは与えたおもちゃで遊ばないかもしれません。
そんなときに、少しでも興味を持ってほしい‼︎と思ったら親が率先してそのおもちゃで遊ぶ姿を見せましょう。
1人では遊ぶのが苦手でも、ママやパパと一緒なら喜んで遊んでくれるかもしれませんよ♪
あなたのお子さんが遊んだら楽しそうだと思えるような色や形のおもちゃになっているかも、ぜひ確認してくださいね。
この確認ができるのは、パパやママだけなのですから。
赤ちゃんに与えたい‼︎おすすめの脳発達を促すおもちゃ
私自身も、2人の子どもを育てている真っ最中です。
2人の赤ちゃん当時にお気に入りだったおもちゃや体験談を交えて、おすすめのおもちゃを月齢ごとにご紹介します‼︎
生後0ヶ月〜生後3ヶ月
はじめての知育おもちゃにおすすめなのは、“安全性”、”衛生面”、”音や肌触り”に配慮されたものです。
その中から五感を刺激するようなおもちゃを選びましょう‼︎
持たない物で音の出るおもちゃ
主に視覚と聴覚を刺激し、脳の発達を促すベッドメリーはおすすめです。
まだねんね期の赤ちゃんの遊びのきっかけにもなり、寝かしつけや泣き止ませるお手伝いをしてくれるので、ママもパパも大助かりです‼︎
引用:タカラトミー
我が家ではこのプーさんのメリーを愛用しました‼︎ねんね期から大活躍で、寝かしつけやプーさんを引っ張ったりして指先の運動にも重宝しましたよ♪
優しいオルゴールの音に癒されながら寝かしつけができるので、ママもパパも癒されます。3歳を過ぎた今でも夜寝る時はオルゴールがわりに流しています。
それ以外には、モビールもおすすめです。風に揺れて動くモビールは、ゆっくりとした動きで揺れるので赤ちゃんも目で追いやすいです。
この、モビールは知的好奇心や想像力を育てるお手伝いをします。また、モビールは紙や紐で手作りしてオリジナルのものを作ったりできます。
コスパも抜群で部屋のインテリアにもなりますよ♪
舐めても食べても安心なおもちゃ
この時期はまだなんでも口に入れてしまう時期…。口に入れても安心なおもちゃはママもパパも安心できますね。
引用:DADWAY
こちらの歯固めラトルは、カラフルな色合いで赤ちゃんの目にも止まりやすく、持っている姿もとても可愛くおすすめです♪
冷蔵庫に入れて冷やしていつもと違う感触を楽しんだりすることができます。
歯が生え始めで痒い時期、かみかみすることで気を紛らわす、そんな時にもおすすめです。
噛むという動作は脳への刺激にもなり将来的にお口の中の発達にも影響があります。歯固めラトルをいっぱい噛むことで食べ物を噛む練習にもなりますよ♪
五感を刺激して、知育になるおもちゃ
オーボール、ガラガラは赤ちゃんの好奇心を刺激して、好奇心から寝返りをしてみたり身体の運動にも繋がります。
たくさんの神経が通っている指先をしっかり使うことで、脳の発達を促して距離感や日常生活での動作を学習していきます。
また、コントラストのはっきりとした絵本や色合いは視覚から脳を刺激します。
視覚からの刺激は実際に目が物を見ることを学習し脳へ認識させるといったことができ、赤ちゃんの”見たい‼︎”という気持ちを育てます。
そんな赤ちゃんのやる気を損なわないような遠すぎない、ちょうど良い距離におもちゃを置いてあげて、興味を誘い出しましょう♪
生後3ヶ月〜6ヶ月
首が座ったり、寝返りをするようになったりと身体的な発達もどんどん進むのがこの時期です。
赤ちゃん自身が自分の身体を認識し、じっと自分の手を見つめたり自分の意思で身体を動かすことを学んでいきます。
ものを掴む練習スタート‼︎握って遊ぶおもちゃ
少し握力がついてきた赤ちゃんが握りやすいベビータンバリンやガラガラは、自分でできることを楽しく感じられることでしょう。
まだ握力も弱いため、落下して顔に落ちてしまっても安心安全なものを見つけましょう。
音だけの聴覚への刺激だけでなく、視覚や触覚なども刺激しその刺激が脳の発達も促してくれます。
言葉にふれるおもちゃ
赤ちゃんは大人や周りの音を聞いて聴覚を発達させたり、話す言葉を勉強しています。そんな時期なので、いろいろな言葉をしゃべる電子絵本もおすすめです。
言葉を聞く練習になるのと合わせて、優しい音で赤ちゃんのストレスを軽減させてくれます♪
引用:セガトイズ
こちらのアンパンマンのことばずかんは、日本語も英語もしゃべる優れものです。お子さんみんなが大好きなアンパンマンなので、赤ちゃんも興味深々で遊んでくれますよ♪
ペンでタッチをするとアンパンマンがお話ししてくれるので、お子さんの発語を促してくれます。
英語に触れるきっかけ作りにもなり、ゆくゆくは日本語での日常会話や英語での挨拶なども勉強することができます。
反復運動をするおもちゃ
何度倒しても起き上がってくる起き上がりこぼしは、その反復の動きによって繰り返すことの楽しさを学べます。
この繰り返すことの楽しさを学ぶことは将来の集中力の基礎となり、脳の発達に役立ちます。
また、ママやパパからみると小さなことでも赤ちゃん自身は”小さな成功体験”を繰り返して反復運動をしている場合があります。
小さな成功を繰り返すことで、達成感をいっぱい感じて、夢中になって遊んでいるんですね♪
生後6ヶ月〜9ヶ月
この時期は会話のキャッチボールができるようになり、表情も豊かになります。
手先もより器用になる時期なのでコミュニケーションをとりながら、たくさんの仕掛けがあるおもちゃで探究心を刺激しましょう♪
はいはいを促すおもちゃ
振動を与えると、不規則な動きをしながら音楽を流したりおしゃべりしたりするおもちゃであれば、赤ちゃんは興味を持って追いかけたくなります。
音楽を聴きながら楽しそうにはいはいを促して運動神経の発達も出来ますよ♪
引用:タカラトミー
こちらのミッキーは不規則な動きで赤ちゃんの興味を誘います。
最初見たときは自分に向かってくるミッキーを怖がる赤ちゃんもいますが、慣れてくると鬼ごっこのように追いかけ回して遊んで、赤ちゃんの全身運動になりますよ♪
重ねて遊ぶおもちゃ
指先が器用になってきた赤ちゃんの脳の発達を手助けするには、重ねて遊ぶおもちゃがおすすめです。
自分で重ねて遊んでみたり、指先を使うことで脳の発達に役立ちます。また色々な遊び方ができて、おままごとに使って容量や大きさの違いに触れたり、ママやパパと一緒に好きな色を見つけたりすることができます。
赤ちゃんの動作に反応するおもちゃ
行動範囲も視野も広がる時期なのでおもちゃにつられて、はいはいを促せるかもしれません♪
赤ちゃんが動くと反応する動くぬいぐるみは、赤ちゃんの良いお友達になってくれます。
身体の一部だけが動くぬいぐるみなら、1箇所で落ち着いて遊ばせたいときにちょうど良いです。また一緒に歩くぬいぐるみなら、一緒にお散歩したりできますね♪
また聴覚が発達する時期なので木琴や、ピアノや、木琴など赤ちゃんが音を出すようなおもちゃも脳発達を刺激してくれます。
自分で音を出すことを楽しみながら、目と手を同時に動かすことを学び、脳も刺激します。それに加えて、音のシャワー効果で音感も育ちやすくいいことづくしです♪
生後9ヶ月〜12ヶ月
この時期の赤ちゃんは、つかまり立ちをしたり伝い歩きをしたり…と全身の筋肉を使うことができるようになります。
また思考力もうんと伸びる時期です。ボタンやスイッチがあるおもちゃで自由自在に遊びながら脳の発達を促しましょう。
スイッチやボタンがいっぱい‼︎やりたい放題なおもちゃ
この頃の赤ちゃんはいろんなものに興味津々な時期です。
テレビのリモコンやスマートフォンなど手の届く場所にあるママやパパがよく使ってるものに手を出しがちです。
そんなボタンやスイッチがいっぱいにつまったおもちゃで、赤ちゃんの好奇心を満足させてあげましょう♪
引用:アガツマ
アンパンマンのキャラクターで興味を持ちやすいのはもちろん、いろんなスイッチやドア、ボタンなどがついていて赤ちゃんもやりたい放題遊べます。
お座りをしながら夢中で遊ぶことで集中力を鍛えたり、何ができるかな?と興味を持ち探究心を鍛えます。
最初のうちは遊び方がわからなくても3歳くらいまで、色々な遊び方ができ長く使っていけるのもポイントです。
出来ることが増えていく成長過程もみられますよ♪児童館や赤ちゃんの遊び場にもよく置いてあり、いつも人気のおもちゃです。
かたちを合わせるおもちゃ
指先がより発達し、物の出し入れができるようになったり、考える力も少しだけついてくる時期です。
この時期に思考力をもう少しだけお手伝いしてあげるなら、かたちを合わせてはめこむ、型はめブロック、型はめパズルがおすすめです。
同じかたちを合わせてうまく入れることが出来ると赤ちゃんの達成感を刺激して楽しく脳発達を支えてあげられますよ♪
全身を使って遊べるおもちゃ
はいはいも上級者になり、そろそろつかまり立ちをしてみたり伝い歩きをしてみたりと、”歩く”ことを頑張り始める赤ちゃんもいます。
そんなときには手押し車で歩くお手伝いをしてあげましょう。
引用:トイザらス
こちらは、手押し車部分と座って乗れる部分が簡単に取り外し出来る、トレインタイプの手押し車です。
最初は前方の部分を手押し車として押して歩く練習をするのに使い、上手に歩けるようになったら今度は乗用玩具として使っていました。
簡単な英単語や音楽を流したり、ブロックのお片づけを学べたり、ブロックがはめ込めたり…と遊び方もたくさんあるおもちゃで、赤ちゃんが色々な方法で楽しく遊んでいるのをみることができました♪
赤ちゃんの脳発達を支えるおもちゃの選び方のポイント
赤ちゃんのおもちゃ選び、数が多いうえに本人はまだお話もできないので悩みますよね。
赤ちゃんの脳発達を支える、おもちゃ選びのポイントは
- 対象月齢から大幅にずれてないおもちゃ
- 発達にあわせたおもちゃ
- 赤ちゃんの興味をひきやすい色や形のおもちゃ
の3点を意識して選んでみましょう。
どのおもちゃに興味を持つか、気にいるかも赤ちゃんそれぞれ違います。ひとりでおもちゃで遊ぶこと自体が苦手な赤ちゃんもいます。
赤ちゃんも生まれた時から個性を持っていて発達具合、成長具合、好みや興味のあること、すべてバラバラです。
同じ種類のおもちゃでも、少し色合いの違うものやママやパパの声掛けひとつで興味を示して遊んでくれることもあると思います。
ママとパパとみんなで、赤ちゃんひとりひとりにあったおもちゃを選んで、赤ちゃんが楽しく遊びながら脳発達できる方法をみつけてあげましょう♪