発達障害や軽度知的障害と診断され、何かの面で発達に困難を抱えている子供は、みんなと一緒に授業を受けることが難しいことも多いでしょう。
お子さんが発達障害の方で、学びをサポートしてくれるものはないかと探している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
すららとは、株式会社すららネットが提供している、小学生から高校生を対象としたeラーニング教材です。
国数英理社の5教科に対応しており、家にあるPCやタブレットで利用することができ、アニメーションキャラクターと一緒に楽しく学ぶことができます。
特筆すべきは、発達障害支援の専門機関、子どもの発達科学研究所と共同開発した点でしょう。
この記事では、すららがどんな教材なのか、評判や口コミも含めてご紹介していきます。
- 発達障害のある子どもの学習のサポート教材を探している方
- すららの評判や口コミなど、詳細が知りたい方
Contents
発達障害の子供にとって、勉強がうまくいかない理由は?
引用:政府広報オンラインHP
なぜすららが発達障害を持つ子供に向いているかをお伝えするために、まずはそんな子供たちがどういう点で勉強につまづいてしまうのかを見ていきましょう。
そもそも発達障害は、ADHD、学習障害、アスペルガー症候群などの脳の発達に関する障害です。
知的発達が実年齢よりも低い軽度知的障害も発達障害に含む場合もあり、複数が重なって現われたり、障害の程度なども違います。
学習障害のため勉強についていけない
学習障害は、全般的な知的発達に遅れはないのに、聞く、話す、読む、書くなど、特定のことに対してかなりの困難を抱えていることがあります。
学校での勉強方法があっておらず、ついていけないことも起こるでしょう。
そういった点から、学習障害を抱える場合は子供にあった速度で学べる教材が向いているといえます。
ADHDのため勉強に集中できない
注意欠陥多動性障害(AD/HD)は、集中できなかったり、じっとしていられないなどを特徴とする発達障害です。
いろんな刺激があるのに、一定時間動かずに学ぶ学校のスタイルが合わず、集中して学べない場合も多いでしょう。
ADHDのお子さんがしっかりと学ぶには、1つのことに集中して学べる環境と教材が必要とです。
アスペルガー症候群のため、関心の偏りが激しい
アスペルガー症候群は、コミュニケーションに困難を抱えていたり、興味・関心のかたよりがあります。
学校での授業は、先生や教科書から一方的に与えられる情報のため、興味のないことに柔軟に対応することが難しいでしょう。
そんなアスペルガー症候群の子供にとって、問題がすぐに終わり、興味のある勉強に切り替えられる柔軟な教材が向いているでしょう。
発達障害の子供向けに、すららはどんな工夫がされているの?
すららが他とは違う点
デジタル教材なら他にもあるし、なぜすららが発達障害のある子どもに向いているのか知りたいですよね。
実際にすららなら、発達障害のお子さんの問題点を解決できる理由がいくつかあります。
ここでは、その理由について具体的にお伝えしていきます。
無学年式
学習障害のため、学校の勉強についていけなくなってしまったお子さんもいらっしゃるでしょう。
しかし、そんなお子さんのペースに合わせて学べるよう、すららは無学年式を採用しているため、発達度あいに合わせて学ぶことができます。
そのため、子どもの年齢よりも下の学年の勉強をすることもできますし、逆に勉強をもっと進めることも可能です。
1つに集中して考えられる
ADHDのため注意散漫であったり、なかなか学校の環境では集中できないお子さんもいらっしゃるでしょう。
しかし、すららは障害のある子供には、必要な刺激を与え、不要な刺激を減らすことが重要と考えています。
文字などの雑情報を減らし、キャラクターによる質問の投げかけなどの工夫がなされているので、障害があってもかなり集中して考えやすいでしょう。
1つの設問が短い
先に挙げたアスペルガー症候群のように、興味に偏りがあるお子さんも多いでしょう。
しかしすららは、1つ1つの設問が短く区切られているため、その日の気分に合わせて勉強量を調節しやすく工夫されています。
気分の乗らない日でも、すぐに問題を終えやすい手軽さは、長く学習を続けるために重要でしょう。
不登校の子供でも出席扱いに
すららは、不登校でも出席扱いにできる制度があります。
文科省は、不登校の子供に対し、IT等を活用した自宅学習により出席扱いとする方針を出していますが、すららはその条件を満たしているのです。
学校側が、その制度を理解してくれなかったり、説明に苦労している声は聞こえてきたものの、実績として300人以上の子供たちが認定されています。
もし、不登校に悩んでいる方がいらっしゃればこれはかなり希望となるでしょう。
すららの評判や口コミは?
ここでは、すららの良い評判と悪い評判に分けてお伝えしていきます。
良い評判
まずは良い評判についてです。
口コミを見ると、教材の質や進め方など、内容面ではかなり高評価の声がよく聞かれました。
動画がわかりやすかった
息子はずっと「スマイルゼミ」で問題なく続いていたんだけれども、月額3000円の違いだったら「すらら」に切り替えようかと本気で思う。解説動画が驚異的に分かりやすかったのだ。
— マキータ(林真紀) (@maki_hayachi) March 25, 2021
息子すららの体験してみたけど、ほんまにすらすら解けちゃうなこれ。オンライン教材でもわかりやすい動画、書き込み、プリントもある。学校の勉強記憶なくした私でも面白かった。学校によっては出席扱いもしてくれるみたい。
— カワグチマサミ|家事シェア漫画🐈 (@kawaguchi_game) October 7, 2022
発達障害支援の専門家監修で作られているため、とてもわかりやすい動画だという評判が多くみられました。文字情報だけでは勉強についていけない子供でも理解しやすいでしょう。
これなら、学校の勉強の遅れを取り戻すことができますね。
内容の理解がしやすい
ADHDのように注意散漫になってしまう障害を持っていても、理解できていないと感じたら戻ることができ、自分のタイミングで復習ができます。
学校ではなかなかうまく勉強できなかった子供がしっかりと理解できるような工夫で、教材としての評価はかなり高いのがみて取れます。
悪い評判
続いて、悪い評判を見ていきます。
教材のハード面では低評価の声がいくつか聞かれました。
入力が難しい
すららの文字入力にイライラするのは我が家だけ?低学年の字じゃなかなか上手く認識してくないんだよなぁ…
結局親が入力するという😂— マルミ@🇹🇭→🇯🇵帰国 (@marumarumi_chan) June 2, 2021
娘がすららやってるんだけど、パソコンとかタブレットとかの電子機器を使いこなせずいちいち呼ばれる。不登校児の親って子に手を貸す場面が学校に通ってる子供より多いよねって感じる。
— もうふ (@mofu_u3) January 11, 2022
学習障害により、特定のことにかなりの困難を抱えている場合、子供によってはタブレットなどを扱うこと自体が苦手なこともあるでしょう。
まずは子供がタブレットやPCを使いこなせることが前提となっているため、なかなか難しいという声が聞かれました。
子供が飽きてしまった
おはようございます🌞
長男、すらら飽きたってよ🤪最近自分で決めた約束事すら何もやらなくなり、ゲームとYouTube三昧。こちらからの提案も否定し、暇だと言って周りに絡むのでとても迷惑。
— 小夜時雨 (@guso22364745) February 14, 2022
アスペルガー症候群などの子供は、1つの能力に長けた子供も多く、問題が簡単すぎて飽きてしまうこともあるかもしれません。
自宅のPCやタブレットを使うため、普段使っている他のアプリで遊んでしまうという声も聞かれました。
だけど料金はどうなんだろう。うちの子は障害者手帳を持っているから、障害者割引制度とかがあると嬉しいな。
軽度知的障害料金ってあるの?
結論から言うと、軽度知的障害料金はありません。
発達障害・軽度知的障害などで療育手帳や障害者手帳があろうとなかろうと、すららの料金は同じとなっています。
すららの料金は?
料金は障害の有無では変わらないと分かったところで、すららの実際の料金を見ていきましょう。
こちらが一覧です。
入学金 | 月謝(継続するかによって異なる) | |
3教科 | 11,000円 | 8,228〜8,800円 |
4教科 | 11,000円 | 8,228〜8,800円 |
5教科 | 7,700円 | 10,428〜10,978円 |
教科数と、利用方法によって分けられており、月に約8000円となっています。
すららの料金の特徴としては、無学年式を採用しているために年齢による料金のアップダウンがありません。
例えば、Z会タブレットコースは、小学1年生の料金は月額3,315円〜となっていますが、高校生になると英数国の3講座受講でも9,950円〜となってしまいます。
他のオンラインスクールと比べて月額料金は高く感じるかもしれませんが、年齢別の値上がりがないため、すららは安心して続けられると言えるでしょう。
入学金無料キャンペーンや無料体験を利用する
実は2022年12月現在、公式サイトにて入学金無料キャンペーンが行われています。(2022年12月末まで)
そのため、3、4教科コースなら税込11,000円、5教科コースなら7,700円安くなるチャンスです。
もし検討している方ならば、このキャンペーンを使わない手はないでしょう。
また、体験してみないと不安という方向けに、特別無料体験も行われています。
短いアンケートに答えるだけで体験できるため、ぜひこちらも利用してみてください。
無料体験はこちらからエントリーできます。
【まとめ】すららは発達障害のある子供におすすめの学習教材!評判もいい!
ここまで、すららがどんな教材なのか、評判や口コミも含めてご紹介してきました。
こちらがこの記事のまとめです。
- すららは小学生〜高校生向けのeラーニング教材
- 発達障害支援の専門機関と共同開発したから発達障害のある子供におすすめ
- 入力方法など、ハード面での低評価が見られるものの、内容の評価は高い
- 障害者手帳や療育手帳を持っていても料金は変わらない
- 入るなら入学金無料キャンペーン中がおすすめ
すららは、約2500校の教育機関で採用されているほどの実績を持っており、3ヶ月以上の学習継続率は89.1%と、かなり実績があり安心できる教材と言えます。
月額料金のため、1ヶ月だけ入ることもできますし、キャンペーンもあるので、検討中の方はぜひ資料請求からしてみてはいかがでしょうか。
この記事が、発達障害の子供を持つ親御さんのためになれば幸いです。