知育遊びの中でも、型はめパズルはとても人気のおもちゃですよね!
早いうちに遊ばせておく方が、子供の教育には良いと感じているママは多くいます。
遊ばせることが学びにもなるし、大切だということは理解をしているけど、出来ない事で不安や悩みを抱えるママは大勢います。
- 同年代の子は出来るのに自分の子がまだ出来ないのは大丈夫?
- 型はめパズルが出来ないまま1歳半検診を迎えるのは不安、、
- いつから出来るようになるの?
このように、型はめパズルは考えて遊ぶおもちゃなのでいつから出来るのかで悩む人が多いのではないでしょうか。
早く型はめパズルができるようになればいいなと思いますよね。
実は、環境づくりをきちんとしてあげる事で、型はめパズルが出来るように近づけることができます!!
出来るようになると、赤ちゃんも嬉しくてどんどん次に挑戦したくなります。
そんな良い環境を作るために、この記事で紹介している方法をぜひやってみてください。
ママはプレッシャーを与えすぎず、赤ちゃんが型はめパズルを楽しめるように、まずは環境づくりから取り組みましょう!!
Contents
いつから型はめパズルはできるようになる? 赤ちゃんでも出来るに近づける方法3点
型はめパズルは、丸、三角、四角などの形を指先の感覚で認識しながら、同じ形の穴にはめ込んで遊ぶ知育おもちゃです。知育おもちゃは遊びながら「集中力」や「創造性」そして「やり抜く力」などを伸ばせます。
では、実際何歳から出来るようになるのでしょうか?
1歳前後では、出来る子と出来ない子の個人差があるため、確実に何歳から出来るという答えはありません。
2歳頃を過ぎると、出来る子が増えるようになります。
産まれてから3歳頃までは、成長の速さが著しいのでその分、個人差が生まれやすい時期です。
実際に0歳〜1歳半頃までの、赤ちゃんの手の発達過程を見てみても、成長速度が著しいことが分かるので確認してみましょう!!
引用:ままのて
このように生後1年半までで、これだけの発達過程があるのは驚きですよね!!大人とは比べ物にならないくらい色々なことを覚える時期なので、個人差はとっても大きいです。
決して赤ちゃんのうちに出来なきゃ!と焦らないでくださいね♪
とのんびりママが構えていたほうが、赤ちゃんも不安にならずに型はめパズルでのびのび遊べますよ。
まずは個人差があるということを理解して、赤ちゃんにプレッシャーをかけすぎないことが大切です。
では、型はめパズルが出来るように近づけてあげることは難しいのでしょうか?
成長の個人差が大きいことが理由の場合もありますが、取り巻く環境が原因で、個人差が出ている場合もあります。
なので、環境を変えてあげる事で、赤ちゃんが型はめパズルが出来るように近づけてあげることが出来ます!!
では、どのような環境づくりを行ったら良いのか、3点挙げてみました!!
- 月齢に合わせたものを選ぶ
- 興味が湧くような環境づくりにする
- 導いてあげるように教える事を心がける
どれも家庭内で、すぐに環境を整えてあげられる内容ばかりですね。一つ一つ確認してみて、もし改善点があれば実践していきましょう!!
【出来るに近づく方法①】月齢に合わせたものを選ぶ
赤ちゃんが型はめパズルが出来るように近づけるにはまず、難易度の低い、月齢に合ったシンプルなものを選びましょう。
「良い教育を受けさせてあげたい!!」と強く願うママは、ついつい難易度の高いものに挑戦して欲しいと願う気持ちが強くなることがあります。
しかし月齢に合っていないものを選ぶと、いつまでも出来ない原因の一つとなります。
大まかに年齢別で見てみても、型はめパズルの遊び方は大きく異なることが分かるので確認してみましょう!!
0歳児遊び方 | 持ちやすいシンプルなパーツを、はめて遊ぶ |
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1歳児遊び方 | 複雑な機能性のあるパーツをはめて遊ぶ |
2歳児遊び方 | 様々なパーツをはめたり、絵柄を並べたりして遊ぶ |
0歳児の型はめパズルでの遊び方はシンプルなパーツをはめて遊ぶことが分かります。
手や指、視覚などの様々な機能は赤ちゃんの頃に急成長するので、月齢だけで見ても出来ることは大きく変わってきます。
まずは焦らずに一度立ち止まり、確実に一歩一歩進んだ方が、結果的に良い教育や成長への近道になります!!
シンプルなおもちゃを選ぶことは、決して成長スピードを遅らせることには繋がりません。逆に良い教育を子供に与えてあげることが出来るので、赤ちゃんに選んであげることをオススメします。
具体的な理由としては、
段階的に学ぶことが出来るため、ステップアップに繋がる
創造力を膨らませる力がつく
情報が少ない方が基本の「色」や「形」を覚えやすい
勉強や運動においても、同じことが言えますよね。
まずはシンプルに基礎から固める方が、覚えやすかったり、ステップアップに繋がりやすかったりと、学ぶ力を伸ばしやすくなります。
もし、月齢と異なる型はめパズルで遊ばせてしまっている場合は、月齢に合ったシンプルなものに変えてみてくださいね♪
【出来るに近づく方法②】興味が湧くような環境づくりにする
型はめパズルをせっかく買っても、そもそも遊んでくれないと悩むママは多いです。基本的に、遊ばないということは、まだ型はめパズルに対しての興味が少ないことが多いです。
子供の性格的に型はめパズルに興味がない可能性もありますが、家の環境で興味が湧きづらい場合もあります。まずは、興味が湧くような環境を整えることを意識してみましょう。
具体的に以下の事を心がけることが大切です。
- 少ないおもちゃの中で遊ばせる
- 親が型はめパズルで楽しむ姿を子供に見せる
それではそれぞれ詳しくみてみましょう!!
少ないおもちゃの中で遊ばせる
まず、おもちゃを必要以上にたくさん与えすぎていませんか?
当然ですが、周りにものがあればある程、興味もあちらこちらに移ってしまいます。おもちゃを少なくすることで、型はめパズルにも興味を持ちやすくなります。
実は沢山のおもちゃがある環境は逆に、教育面でもあまりよくありません。
少ないおもちゃでどうやって遊ぶかを考えることで、想像する機会を増やしたり、ものを大切に扱ったりすることを学びます。
型はめパズルにも興味を持てて、教育面でもプラスになるので是非試してみてください。
親が型はめパズルで楽しむ姿を子供に見せる
型はめパズルを与えたことだけで満足してませんか?
親も一緒に楽しむことで、なかった興味が生まれることがあります。とにかく、子供はママと遊ぶのが大好きです。
与えるだけでなく、親も楽しんでコミュニケーションをとることが、子供の成長には大切です。実は、子供にとっての一番の刺激は、親から受ける感性や知識なんです。
楽しそうに親が遊んでいると「何してるんだろう??」と気になって、近寄ってくることもあります。
型はめパズルで遊ばないと悩む前に、先にママが率先して、型はめパズルで楽しく遊ぶ姿を子供に見せてあげましょう!!
【出来るに近づく方法③】導いてあげるように教える事を心がける
一緒に遊ぶ時は、導いてあげるようにして教えてあげましょう。
親が一緒に楽しんであげることは、子供の成長にとても大切なことです。
しかし型はめパズルが出来ない原因として、親が手助けしすぎている場合があります。
何でも先に教えてあげたり、やってあげたりしていては子供の考える力を伸ばせません。
型はめパズルのような知育遊びは、あくまで子供自身の個性や能力を引き出してあげる手段です。
良くない手助けの例としては、
「ここに入れて」などと、具体的な指示を出す
このように、親が先導するようなアプローチはNGです。
イメージとしては、後に続いてフォローする感覚で手助けしましょう!!
そうすることで型はめパズルに対しての苦手意識がなくなり、無理なく楽しく遊べるため、今後の成長に繋がりやすくなります。
形を見せて、触らせてあげる時に「これが丸だよー。」など形の名前を何度も優しく伝えてあげるとGOODです。
やはり、型はめパズルでは子供の創造力や指先で形を覚える作業が重要になります。まずは、子供自身で考えさせてあげるために見守り、フォローする意識が大切ですね♪
赤ちゃんはいつから型はめパズルを始めると良い?
型はめパズルをいつから始めるのがベストな時期なのでしょうか?
型はめパズルは生後半年から3歳を対象にしたものが多く出ています。なので、出来るだけ早い時期の1歳前後から始めると良いでしょう。
早い方が良い理由としては、
- 生後半年から始めることは、知育にとてもプラスになる
- 1歳半検診に向けた練習になる
この2つが主な理由です。
始める際はしっかり事前に確認して、成長速度に合ったものを選んであげましょう。
成長速度と離れたものを選んでしまうと、子供が遊ばなくなってしまいます。
このように悩んでいるママは多くいます。
しかし、出来ないことを気にしすぎるのはやめましょう。出来るかどうかよりも、形に触れて遊ぶことが大切です。
特に7ヶ月〜9ヶ月では、触ったり舐めたりして形の基本を学びます。
そうした体験を積み重ねていくことで、
形の認識が出来るようになる
観察力や、創造性が身につく
脳を刺激して成長につながる
持ったり、触ったりするだけでも形を認識することに繋がるので、早くから始めることは子供の教育にとってもプラスになるでしょう。
また、1歳半検診を控えて型はめパズルを始めるママも多いです。
1ヶ月半検診では、子供の心と体の発達を見て、健康に成長しているかを確認しています。内容は自治体によって異なりますが、型はめパズルが検診項目に入ることがあります。
1歳半検診を控え、型はめパズルに慣れさせてあげることが出来るため、早くから始めるきっかけにもなっているようです。
ただでさえ子供は、検診時に普段と違う環境下に置かれる為、緊張したり落ち着きがなかったりします。
だからこそ、時期が近くなってから型はめパズルで遊ばせるより、出来るだけ早く落ち着いた環境で慣れさせてあげたいですよね。
【不安な1歳半検診】赤ちゃんが型はめパズルが出来なかったらどうなる?
では、1歳半検診時に型はめパズルが出来なかったらどうなるのでしょうか?
1歳半検診で出来なくても、それだけで成長に問題があるとは判断されません。
1歳半検診は総合的に子供の状態を見るため、型はめパズルが出来なかっただけでは基本的には問題はないため、心配しすぎないようにしましょう!!
運動面の発達
言語や理解面の発達
周囲の関心、コミュニケーション面の発達
型はめパズルはこのような大まかな発達を確認するための、確認項目の一つに過ぎません。主に手や指先の運動面の発達と併せて、形の理解面の発達の確認をしています。
そのため、検診で型はめパズルが出来る出来ないだけを見ているわけではありません。
では、具体的に健診時に見ていることは何でしょうか?
- 小さいものが掴めるか
- 手先、指先を使ってどのようなことが出来るのか
自分で形状を認知出来ているか
このように、出来ないことだけを見ているわけではなく、運動面でどんな事をしているのかや、形状の理解面についても見ています。
出来ないことだけにとらわれて、悩みすぎないようにしましょう。
総合的な判断で、保健士さんから「様子を見ましょう。」など経過観察と言われて心配になるママも多くいます。
しかし経過観察と言われる理由は、まだ年齢的には幼く、今後の成長について明確な判断が出来ない時期だからです。
引っかかってしまう割合も10%〜25%と多く、成長の個人差があるため問題のない場合がほとんどです。
基本的に型はめパズルは、2歳頃から出来る子が増えてくるので、1歳半検診で経過観察を言われても心配しすぎる必要はありません。
赤ちゃんがいつから触るかに合わせて型はめパズルは選ぼう!
では、具体的な型はめパズルの選び方を見ていきましょう!!
大切なことは、成長速度に合わせたものを選ぶことです。成長が著しく、個人差も大きなこの時期は、特に月齢に合ったものを選ぶようにしましょう。
型はめパズルのような知育おもちゃは難易度の幅も広いため選び方が間違っていると遊ばない原因や、出来ない原因となってしまいます。
成長時期毎の選び方の目安と、具体的にどのような型はめパズルを選べば良いのかを確認しましょう。
【生後半年〜1歳半】安全重視な型はめパズル
生後半年〜1歳半頃の型はめパズルを選ぶポイントは、安全に遊べるものを選ぶことです。
生後半年も過ぎると、色々なものを自ら触ることで、ものを認識していきます。
このように握るだけの作業から卒業する生後半年以降は、型はめパズルの形や感触を確認するには、最適な時期と言えるでしょう。
しかし誤飲をしてしまったり、まだ手が小さいのでものを落としてしまったりと危険が多いです。
この時期の行動の特徴に合わせて、型はめパズルを選んであげましょう!
具体的に気をつけるポイントを3つ挙げます。
- 手で掴みやすい形や大きさにする
- 角のない柔らかい素材のものにする
- 舐めたり口に入れたりしても、安全なものを選ぶ
このように、赤ちゃんの目線に立って選んであげることが大切です。
踏んで怪我をしないように柔らかい素材や、よく舐めるこの時期でも遊べる安全な素材を選んであげましょう!!
だけど、安全な素材ってどうやって選べばいいか分からないですよね。そんな時は、製品についているマークを確認してみましょう。
日本玩具協会が定める安全基準のSTマーク
欧州規格の安全基準のCEマーク
これは、おもちゃの安全性を証明するマークです。遊んでいて危険はないかや、舐めても安全な塗料が使用されているかなど確認済みのため、安心して利用できます。
オススメ:ブロック型立体パズル
生後半年〜1歳半頃の赤ちゃんは、感触を確かめたりはめこんだり出来る、シンプルなタイプのものがオススメです。
このように遊べるおもちゃとして、ブロック型立体パズルが一番当てはまります。この時期はまだ、平面パズルは形を認識するには難しく、握るのも一苦労なので難易度は高いです。
ブロック型立体パズルの特徴として、
- ブロックなので持ちやすく形を認識しやすい
- パーツの形がシンプルで、カラフルなものが多い
- 片付けの勉強に最適
このように、生後半年〜1歳半頃の赤ちゃんの成長過程に当てはまる内容が多くあります。実は赤ちゃんは、生後6ヶ月頃からすでに色が識別できるようになってきます。
なのでパーツの形がシンプルで、カラフルな作りになっているブロック型立体パズルは、赤ちゃんが形と色のどちらも覚える練習になります。
また、ママと一緒におもちゃの片付けを学ぶのは1歳頃からと言われています。
はめこんで遊びながらブロックを立体ボックスの中に入れることで、いち早く片付けの認識にもつながります。
片付けを学べるように、意識した作りになっているブロック型立体パズルもあるので、気になる方は選んでみてもいいと思います。
【1歳半〜2歳】楽しさが感じられる型はめパズル
1歳半〜2歳の型はめパズルを選ぶポイントは、興味を引き出し、楽しさを感じられるものを選ぶことです。
この時期は、自我が芽生えて好き嫌いもはっきりしてきます。
自我が芽生えてくる代表として、イヤイヤ期がやってくるのもまさにこの時期です。
【イヤイヤ期が始まった時期のアンケート】
しかし自我が芽生えることは決して悪いことではありません。むしろ、自分でやってみたいと興味を持つことは子供の成長過程においても大切なことです。
この時期の考え方や成長に合わせて、型はめパズルを選んであげましょう!
具体的に気をつけるポイントを2つ挙げます。
- 様々なテーマで遊べるものにする
- 単純な形以外があるものにする
例えば、「動物」をモチーフにしたパズルだけだと1つのテーマだけなので、興味や思考の幅は広がらず飽きてしまうかもしれません。
「靴」「時計」「車」などの複数の絵柄で楽しめるものなど、様々なテーマで遊べるものを選ぶことをオススメします。
そうすることで色々な物の名前が分かったり、言えたりするようになるため、型はめパズル遊びでさらに知識量を増やすことが出来ます。
また、これまでの単純な形以外のものからもステップアップしてみましょう!!
赤ちゃんの月齢までは丸、三角、四角など単純な形での遊びでした。しかし、幼児期には星形や、花形などステップアップした形のものを選ぶことで遊びの幅と知識が広がり、興味へと繋がりやすくなります。
いきなり難し過ぎるものを選ぶと、やりたい興味を失うきっかけになります。出来る限り、難易度に幅のある型はめパズルを選びましょう。
商品の対象年齢によって、型はめパズルの難易度も変わるので目安にして選びましょう。
オススメ①:鍵穴つき立体ボックスパズル
1歳半〜2歳頃の利用しやすい、型はめパズルの一つ目は色々な形で遊んだり体験したり出来るものです。
その中で、鍵穴のついている立体ボックスパズルはオススメです。
これは通常のブロック型立体パズルに加えて、鍵穴に鍵を差し込んでドアを開ける作業まで出来る優れものです。
何より子供って鍵の開け閉めが大好きなんです!!
私の甥っ子も1歳半過ぎてから、家で鍵を開け閉めする時に興味津々でした。興味や自分でやりたいと思っていることを、おもちゃでしっかり楽しませてあげるって素敵ですよね。
また、鍵を開ける作業は指先の認識を高めるため、知育のステップアップにつながります。
鍵をひねる作業
ドアの開閉作業
指先でパズルをつまむ作業
このように、一つのおもちゃで色々な形で遊んだり、作業や体験をしたり出来るので、1歳半からオススメの型はめパズルになります。
オススメ②:ノブ付き木製パズル
1歳半〜2歳頃の利用しやすい、型はめパズルの二つ目は様々なテーマを覚えられるものです。
その中で、ノブの付いた木製パズルはオススメです。
絵柄だけではなく、文字や数字などの形のパズルもあります。このようにテーマが多くあり、興味や目的によって選んであげられるのも、この時期の成長に合うおもちゃです。
ブロックのように、立体ではないパズルをはめ込むのは難しい作業なので、つまみやすいようにノブがついている点も、難易度を上げすぎず楽しめる点です。
このタイプのおもちゃは多くの種類が出ているので、楽しく選んで遊ばせてあげましょう。
まとめ
では、型はめパズルが出来る時期と、出来るように近づけるための方法をもう一度確認してみましょう!!
- 1歳半前後は出来る子と出来ない子の個人差が激しい時期
- 2歳を過ぎると、出来る子は増える
- 月齢に合わせたものを選ぶ
- 興味が湧くような環境づくりにする
- 導いてあげるように教える事を心がける
まずは自分の子供と向き合い、環境を整えてあげると、型はめパズルが出来るように一歩ずつ近づけます!!
親心として、「より良い教育を受けさせてあげたい!!」と思うのは当然のことです。しかし、赤ちゃんの頃の成長は個人差が大きいことも頭に入れておきましょう。
ママの心配は赤ちゃんにも伝わってしまいます。
頑張りすぎず、まずは一緒に楽しんで取り組めるような環境づくりから始めてみてくださいね♪