最近では、子供に知育玩具をと考える方は少なくありません。
小さなお子さんをお持ちの方で、知育玩具に興味が湧いてきた方も多いでしょう。
カタミノは木製のピースをはめて遊ぶ、フランスのパズルです。

引用:amazon
人数 | 1人~2人プレイ |
対象年齢 | 3歳~99歳(パズルとして使わなければ1歳から遊べる) |
ピース | 合計20個 (変わった形をしたブロック(ペントミノ)が12個と、シンプルなブロックが8個) |
プレイ時間 | 数分~1時間程度 |
この記事では、カタミノの知育効果や遊び方、遊ぶ際のコツについてお伝えしていきます。
- カタミノでどうやって遊べばいいか知りたい方
- カタミノが子供にどんな知育効果があるのか知りたい方
Contents
カタミノってどんなパズル?

引用:amazon
子供の知育や、大人の脳トレにも使われているパズル「カタミノ」は、1992年に発売されました。30年以上世界中で愛され、学校や企業でも取り入れられているほどの信頼の厚いパズルです。

引用:楽天市場
内容は上記の写真のようになっていて、ボードにはめるスライダーによってスペースを区切ることで自由に難易度を変更させることができます。
ペントミノと呼ばれるピースの組み合わせで数千のパズルを楽しめる商品です。
優しい木の素材により赤ちゃんから楽しむことができ、子どもの発達に合わせて遊び方を変えられる丁寧な知育玩具となっています。
遊び方の変化を通じて、子供の成長を実感することもできるでしょう。
カタミノの遊び方を紹介

カタミノは、公式では3歳からとなっていますが、1歳でも楽しめるというユーザーの声がたくさんあります。
ここでは、1歳からと3歳からの遊びの2つに分けてご紹介します。
1歳からの遊び方
- 積み木
- 色遊び
3歳からの遊び方
- 基本のパズル
- 平面パズル
- 対戦ゲーム
では、カタミノの5つの遊び方をそれぞれ見ていきましょう。
1歳からの遊び方
積み木
積み木遊びは文字通りカタミノのボードやカードなどを使わず、ブロックを積み上げる遊びです。
これならば1歳でも楽しく遊ぶことができるでしょう。
子どもとカタミノ(積み木)やってた午後 pic.twitter.com/hOpHIn6Vo4
— tomoko (@tomoko_and) May 3, 2020
パズルをしているお兄ちゃんの横で、いつも余ったブロックで弟が遊んでいるという声も聞かれました。
色遊び

引用:Yahoo!ショッピング
こちらは、カタミノブロックの色をつかった遊びです。
ブロックの色に合わせた折り紙を用意し、その折り紙の上にブロックを置いて色あわせを楽しむ遊びです。
こちらも、まだ指の動きがおぼつかない1歳児でも楽しめます。
では続いて、公式が対象年齢としている3歳からの遊び方を見ていきましょう。
3歳からの遊び方
基本のパズル

こちらは公式が3歳から遊べると提案している基本の遊び方です。
付属品の冊子の一覧表には、使うブロックの数や種類とボードの広さが指定されており、それらを使ってスペースを埋める遊びです。
まずはペントミノ3つを使う優しい問題から解いていきましょう。
1問クリアした少しずつ難易度を上げていき、ゲーム感覚で楽しむことができます。
平面パズル

引用:よろずやマルシェ
こちらは、適当にルーラーをおき、そのスペースをぴっちりと埋めていく遊びです。
使うブロックが指定されていないため、基本の遊び方とは違った感覚で楽しめるでしょう。
また冊子の後ろについているマスで、5列ではないマスを埋めていくのも楽しいです。
対戦ゲーム

引用:amazon
カタミノでは2人でプレイすることもできます。
ボードの中央にルーラーを配置し、それぞれランダムなペントミノ5ピースを持ちましょう。スタートと同時に左右それぞれにはめていき、先に5ピースを置いた方が勝ちという早いもの勝ちゲームでたのしむことができます。
カタミノの知育効果は?

カタミノの知育効果は大変高いものです。
鍛えられる能力と、その能力を鍛えられる遊び方について見ていきましょう。
論理的思考力が育つ

まず、ペントミノをどう組み立てれば全てのピースが使えるのか、順序立てて考える必要があります。
そのため、論理的に考える必要があり、論理的思考力が養われるでしょう。
論理的思考力を鍛える遊び方…基本のパズル・平面パズル
空間認識能力が育つ

指定されたスペースにどう配置すればうまくいきそうかを想像することは、空間認識能力を鍛えてくれるでしょう。
空間認識能力を鍛える遊び方…基本のパズル・平面パズル・積み木
根気、集中力が鍛えられる

カタミノのパズルは、難易度が上がるにつれ、かなりの根気が試されます。
何度も組んではやり直しを繰り返すので、同じやり方をしないよう集中力も必要とされます。
根気、集中力を鍛える遊び方…基本のパズル・平面パズル・対戦ゲーム
色彩感覚が養われる

カタミノのブロックの色は、かなりこだわって付けられています。そのため、普通に遊んでいるだけでもかなり豊かな色彩感覚が養われるでしょう。
色彩感覚を養うおすすめの遊び方…色遊び
カタミノのコツは?

ここでは2種類のコツについてご紹介します。
小さなお子さんだと、まずは続けてもらうことが難しいですよね。
そのため、ゲームをクリアするためのコツと続けるコツに分けてご紹介していきます。
クリアのコツ

カタミノをクリアするために1番必要なのは根気です。
できるまで粘り強く続けることが大切ではありますが、それ以外で使えるコツを3つご紹介します。
①基準を作る

まずペントミノを1つ選び、そこに付け足したり外したりしていく形でスタートするとやりやすいです。
②綺麗に組み上げない
初めの方に綺麗に組みすぎると後で失敗する確率が大きいようです。
綺麗な正方形や長方形にならないように気をつけながら組み上げるとうまくいくかもしれません。
③計算する
こちらは冊子のボードで平面パズルをする場合に使えるコツです。
ペントミノは正方形が5つ重なった形からできています。
そのため、そのピース以外のピースがいくつ必要かを先に計算することができます。
例)
ボードのマスの数が4×4だとしましょう。
16マスあるので、ペントミノは16÷5で3個置けます。
余った1マスは小さなブロックとなるはずなので、先に使うペントミノの数の目星がつけられるというわけです。
この場合、算数脳も育てられそうですね。
使い続けるコツ

親御さんの中には、買ったばかりのおもちゃにすぐに飽きてしまうという経験がある方も少なくないはずです。
カタミノも安くはない知育玩具ですし、できれば使い続けてほしいですよね。
ここでは、小さい子供でも使い続けられるコツ2つについてみていきましょう。
①仕舞わない
箱にしまって片付けてしまうと、しばらく使わなくなってしまうものです。
そのため、知育玩具として子供に積極的に使って欲しいなら、いつも定位置に置いておくのが良さそうです。
パズル、図形系の具体物が増えたのでいつでも触れるように配置替え☺️
早速今朝は賢人パズルやカタミノで遊んでたよ〜🧩
慣れるとだんだん景色になってしまうから定期的な配置替え大事だね✨ pic.twitter.com/9UhcDiMqii— 教育ママ@2023小学校受験準備中 (@yochi_to_shin) November 11, 2022
②遊ぶタイミングを決めておく
雨の日や、朝の登園前の遊びなど、カタミノで遊ぶタイミングを決めておくという方も見られます。
そうすることで習慣となり、自然と自分から遊んでくれるようになるでしょう。
最近は毎朝カタミノ🤗
3歳になったばかりの娘は、写真の通りにパーツを置いたり、パーツを好きに組み合わせて動物を作ったりすることにハマってます☺️
家事をしたい時間ですが、ここはグッとこらえて少し一緒に過ごす時間を大事にしたいところですね☺️ pic.twitter.com/ngqZngSYj6
— あん (@BOARDGannE) April 3, 2022
類似品には注意

カタミノは正規輸入品でないものもたくさん販売されており、購入の際には注意が必要です。
日本語の説明がない商品もあり、他言語の商品を買ってしまいとても困ったという方も見られました。
そのため、下記の4点はチェックしてから購入するようにしてください。
- 正規輸入品と書かれた商品かどうか
- 日本語版かどうか
- 定価である6160円を大きく下回っていないか
- 正規販売店であるGigamic社の名前があるかどうか
もし不安な場合は、世界のブランド玩具を輸入販売する会社、CAST JAPANからの購入が安心でしょう。
【まとめ】カタミノは1歳から大人まで遊べて知育効果も高い!

この記事では、カタミノの知育効果や遊び方、遊ぶ際のコツについてお伝えしてきました。
こちらがこの記事のまとめです。
- カタミノは難易度を変えられる木製の丁寧な知育玩具。
- 遊び方はパズル、積み木、色遊び、対戦ゲームなど。
- 論理的思考力、空間認識能力などが鍛えられ知育効果が高い。
- クリアのコツは基準を作る、綺麗に組み上げない、計算する。
- 使い続けるコツは仕舞わない、遊ぶタイミングを決めておく。
- 購入の際は類似品に注意する。
カタミノは非常に長く愛されており、信頼の厚い知育玩具です。
持ち運びしやすいバージョンや、木目を生かした色のないバージョンもあり、
ぜひお子さんのお気に入りのおもちゃとして加えていただけたらと思います。
この記事が、少しでも知育玩具を探している親御さんの助けになることを祈ります。