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1歳7ヶ月 赤ちゃんはどれくらい成長するの?言葉は?体重は?身長は?ご飯?

赤ちゃんの成長は嬉しいものですね。

産まれてからあっという間に、身長が伸び、体重が増え、歩き出したり、言葉を発せるようになったりと成長が著しい我が子を見て喜びを感じますね。

一方で、検診や保育園、幼児教室などで他の家の赤ちゃんの成長を見て、我が子と比較した時に

うちの子、身長小さい?
体重増えすぎてないかしら?
周りのお子さんは、いろいろお喋りしているけど、うちの子は全く喋らないけど大丈夫?
検診行って喋らないことを指摘されて心配・・・

と心配や不安に思うこともありますよね。

今回はその心配や不安を解消するために、1歳7ヶ月の赤ちゃんは、身長、体重はどれくらいになるのか。言葉をどれくらい話せるのか。離乳食からご飯に移行してどうすれば良いのか。

などを紹介していきます。

1歳7ヶ月 赤ちゃんの成長はどれくらい

生まれたばかりの赤ちゃんの身長は50㎝くらいです。そこから急激に身長が伸びて、1年後には70㎝から80㎝くらいまで成長して、4歳になる頃には新生児の2倍くらいまで身長が伸びていきます。この新生児から4歳までの時期を「第一次成長期」と言われています。

思春期の第二次成長期でも、身長の伸び方に違いがあったことは皆さん記憶にあるのではないでしょうか。これと同様に、この第一次成長期も赤ちゃんの成長は個人差が大きく、健康状態や遺伝的要因になどが影響しています。成長には個人差があり、タイミングが異なるということを理解しておくことが必要です。

身長・体重はどれくらいになる?

1歳7ヶ月の赤ちゃんの身長は、70㎝〜80㎝くらいになると言われています。厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査書」では身長・体重の目安としています。

・男の子/身長76.5~86.9cm 体重8.9~12.7kg
・女の子/身長74.8~85.3cm 体重8.2~12.0kg

(参考:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査書」

先ほども言いましたが、これはあくまでも目安です。4歳くらいまでは成長期です。赤ちゃんそれぞれ成長のスピードが異なりますので、この目安より大きい、小さいということの過度に心配する必要はありません

不安になってイライラしたりすると、その気持ちが赤ちゃんにも伝わってしまいます。赤ちゃんの成長を温かく見守ることが必要です。

言葉はどれくらい話す?

1歳7ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達は、複数の言葉を理解することができるようになり、単語も少しずつ発することができるようになります。

検診で喋らないことを指摘されると、とても不安になるかと思いますが、言葉を話すことが早い子もいれば、ゆっくりと話すようになる子もいます。

事実、私の娘も長女は割と早めに言葉を発するようになりましたが、二女は遅かったので、長女の成長の経験とも重なって余計に心配になってしまいました。でも大丈夫です。今では二女もよく喋ります(笑)

病院の先生とはよく連携をしながら、焦らずに子供の成長を見守りましょう。子供には子供のペースがあると思います。
確実に子供は成長していますので心配無用です。

 

この頃になると、それまでとは違って、ご飯食べようと促したり、お着替えしようと言っても、「イヤ!」「ダメ!」というようなイヤイヤ期と言われる時期が始まります。

これは、子供なりの自己主張が強くなって、自立心が芽生えてきた証拠です。
「イヤイヤ!」「ダメ!」と言われると困ってしまうこともありますが、赤ちゃん自身が自分の気持ちを表現することができるまでに成長したことの表れだと受け止め、イライラせずに子供の成長を見守ってあげることが大切です。

歩いたり運動はどれくらい?

早歩きや小走りができるようになる時期。この時期は運動能力がぐ〜んと発達する時期です。

1歳6ヶ月でもまだ歩かなくて心配される方もいますが、心配いりません。子供の成長は個人差が大きいものです。つかまり立ちができるようになると伝い歩きを始めます。無理に歩かせる必要はありません。

歩き始めたら、運動能力をアップさせるために、外遊びをたくさん取り入れたり、親子ともに少しだけ抱っこを我慢することも赤ちゃんの運動能力向上に繋がります。

この時期の良い運動は次のようなものがあります。

横歩き

赤ちゃんの横歩き(カニ歩き)は、前に歩くこととは異なるパターンのため、足腰の筋肉を均等に使うことで足腰の筋力が強化されます。バランス感覚も養うことができ、歩行中のバランスの向上につながります。

 

大人の足の甲に子供の足を乗せて歩く


大人の足の上に子供の足を乗せて歩く遊びです。(ペンギン遊びなどとも言います。)

ペンギン遊びは、歩行の初期段階を支援するための遊びの一つになります。
赤ちゃんが手を使わずに両足だけで歩くようにサポートする方法です。これにより、足腰の筋肉の強化、バランス感覚を養うことができます。

親子のコミュニケーションを促進しますし、赤ちゃんは成功体験を通じて自信をつけ、自分で歩くことの喜びを体験し、歩こうとする気持ちも高まります。

ご飯は?


1歳半頃は離乳食完了期と呼ばれています。ではその離乳食完了期を終えた1歳7ヶ月ではどのようなご飯をあげればいいのか悩ましいですね。

離乳食を完了した赤ちゃんは、すぐに大人と同じ食事ができるわけではありません。(当たり前ですが・・・)

かむ力や消化する力が十分に発達する5歳頃までは、離乳食以上、大人の食事未満の幼児食が必要になります。

食事のポイントは次のようになります。

  1.  量の目安は大人の半分ほど
  2.  味付けは、大人の1/3~1/2
  3.  噛む力に合わせて食べやすいもの
  4.  楽しく食べられる工夫

 

量の目安は大人の半分ほど

1日に必要な栄養は、3回の食事と、2回のおやつで摂るようにしていきましょう。バランスの良い食事を心がける必要があります。1回の食べられる量が少ないため、おやつの時間を有効に活用して、特に不足しがちな栄養素を補ってください。

 

味付けは、大人の1/3~1/2

赤ちゃんは体が小さいため、塩分は控えめにする必要があります。また、大人と同じ味付けでは塩分などを摂りすぎてしまいます。味覚形成中の子供が濃い味わに慣れてしまうと、将来的に生活習慣病につながる可能性もありますので、気をつけましょう。

ご飯を作っている途中で子供のぶんのみを取り分け、薄めの味にすることで手間も省けます。

 

噛む力に合わせて食べやすいもの


赤ちゃんは、離乳食が終わってもまだあごが発達途中のため、かむ力が弱いです。かたい食べ物は細かくするか柔らかくなるように煮たり工夫が必要です。

 

楽しく食べられる工夫

イヤイヤ期が始まる赤ちゃん・・・食事が楽しい時間だと思い込ませることが重要です。こぼしたりしてしまいますが、こぼさないような食器の工夫。こぼしても温かく見守ること。家族団欒の楽しい雰囲気などを作り、赤ちゃんにとって食事の時間が楽しいことだと認識させることが大切になります。

 

最後に

これまで1歳7ヶ月の赤ちゃんがどれくらい成長しているのかということについて紹介してきました。文中にも何度も紹介しましたが、赤ちゃんの成長はそれぞれ違います

隣の子と比べると遅れているようで不安になってしまったり、病院で指摘されて心配になったりすることもあるかと思います。

でも大丈夫です。皆さんの赤ちゃんも、自分のペースで確実に成長しています。昨日よりも今日、成長しているということを感じられるはずです。その成長に喜びを感じつつ、温かく見守ってあげることが大切です。

子供の成長を通じて、親子ともに成長していけると良いですね。