離乳食・幼児食・妊婦食事

【幼児食を作るのが面倒な人へ】めんどくさい幼児食はこうしよう!

幼児食とは離乳食が終わった1歳半〜5歳ころまでの食事のことです。そろそろ幼児食に切り替えないとと考えている人でどんな物がいいか迷っている人は多いと思います。幼児食は大人が食べる食事とは少し違います。

来月で1歳半になるんだけど、そろそろ幼児食をはじめたいなぁ。でも、料理って苦手なんだよね。何かめんどくさくなくて簡単に作る方法ないかな?
うちは、もう4歳になるんだけど、はじめは何をしていいのか考えるのが大変だよね。でも、良い方法があるよ。
作るのは大変だから、作らない方法も知りたいなぁー。
私はまとめて作って冷凍にしたり、フィンガーフードを活用してるよ。」
レトルトとかなのかな?時々、使うならいいけど…
幼児用の出汁がたくさんあるよ。幼児食を作るストレスでお母さんが険しい顔をしてたら、子供も不安だよ。手を抜ける所は手を抜いて、簡単にできる方法を知るのもいいものだよ。
この記事の内容
  • 一括調理して冷凍保存する方法
  • 時短に適した食材
  • 簡単レシピ集
  • フィンガーフードの魅力
  • 簡単に作れるフィンガーフードレシピ集

今回の記事では、簡単に作れる幼児食についてご紹介します。
ぜひ、読み進めてくださいね。

幼児食を作るのが億劫な人のオススメ料理法

この記事では幼児食を作ることがとても面倒だと思う人に大まかに4つのヒントをお伝えします。

まず、一つ目は、「1週間のうちに余裕のあるときに一括調理をしよう」ということです。一括調理をして冷凍保存をしておけば、必要な時に必要な分だけ解凍して食べることができます。

2つ目は、「時間に余裕のない人には時短に適した料理しよう」ということをご紹介します。時短に適した食材をご紹介しますよ。

3つ目は「簡単レシピ集」をご紹介します。超簡単なレシピを3つご紹介しています。

そして、最後に「フィンガーフード」についてです。フィンガーフードは、時短料理にもなり、幼児の発達にも良い影響を与えるということがわかっています。

大きく分けて4つのことについて説明をしますね。

余裕のある日に一括調理して冷凍保存する方法3選

幼児食を毎回、作るのはとても手間ですよね。大人の料理を作るのにも時間がかかるし、さらに幼児食を作るとなると時間もかかるし大変です。

そこで、余裕のある日に幼児食をたくさん作って冷凍にしておく方法をご紹介します。
案外、冷凍にできる食材はたくさんありますよ。
それでは、その主な方法を3つご紹介しますね。

主食のご飯

みなさん、よくご存知かもしれませんが、ご飯は冷凍できます。普通のご飯も冷凍にできますが、お粥や軟飯も冷凍にすることができますよ。

たくさん作ったお粥や軟飯を氷冷皿に入れて、冷凍にします。
使う時は欲しい分だけ解凍します。

たくさん作って、別の大きなタッパーに入れて冷凍しておくのもいいですよ。

かぼちゃや芋類を冷凍にする

大人用の煮物で味をつける前の柔らかくなった野菜を取り出して、冷凍にします。
オススメの冷凍できる野菜は以下の通りです。

  • かぼちゃ
  • さつまいも
  • にんじん
  • 大根など

しっかり柔らかくなってから冷凍にすると良いですよ。
これも氷冷皿で小分けにして冷凍します。
食べる時は、好きな量を必要な分だけ解凍します。

時短調理に適した食材

幼児食で栄養価の高い食材を選び、かつ時短調理に適した食材があります。栄養価の高い食材を使用すると、それだけで時短料理になりますよね。

たくさんの食材を使用しなくてもいいんです。その時短に適した食材を以下にご紹介します。

時短に適した食材は3種類あります。以下の3種類の食材は簡単で栄養価も高く安価なものもあります。

以下に記しますので、参考にしてくださいね。

  • 野菜
  • 保存食品
  • 豆腐や納豆

冷凍野菜やカット野菜を利用すると、調理時間を短縮できます。さつまいもやかぼちゃは電子レンジで簡単に調理できます。

保存食品とは缶詰や瓶詰めの食品です。缶詰や瓶詰め食品は調理時間を短縮するのに役立ちます。例えば、缶詰のツナ瓶詰めのトマトソースを使ってパスタを作るなどが考えられます。

豆腐は茹でる必要がなく、そのまま使えるため、時短調理に適しています。納豆もそのまま食べられる便利な食材です。

味付けは薄めが基本です。幼児用の調味料も販売されているので使用するのも良いですね。

オススメの調味料

腸活麹シリーズ

このような調味料が販売されています。赤ちゃん専門店でもたくさん販売されていますので、その調味料を使用する方が安心です。

一度に調理して冷凍保存すると楽になる

忙しい日には、一度に多めに調理して余った分を冷凍保存することで、後日の食事の手間を省くことができます。

冷凍保存に適した食材としては、野菜の具材を使ったスープやカレーパスタソースなどがあります。

手づかみで食べられるフィンガーフードは、時短調理に適しています。例えば、フルーツや野菜をカットして、小さなサイズにして提供することができます。

これらの栄養価の高い食材と時短調理に適した食材をうまく活用して、幼児食の準備を効率的に行いましょう。

忙しい日々でも子供の健康をサポートするために、バランスの取れた食事を提供することが大切です。

次の項目では、超簡単で時短料理をご紹介します。

簡単レシピ集

炊飯器や電子レンジを活用した幼児食の簡単レシピをいくつか紹介します。火を使いませんので、簡単で時短の料理ですよ。

炊飯器を使った野菜たっぷりおかゆ

材料
  • 白米:適量
  • 野菜(人参、かぼちゃ、ブロッコリーなど):適量、小さなサイズにカット
  • だし:適量(昆布だしや鶏がらだしを使うとおいしいです)

手順

  1. 炊飯器に白米とだしを入れ、野菜をトッピングします。
  2. 通常通りに炊飯します。

野菜が柔らかく炊きあがったおかゆは、幼児に栄養豊富な食事として提供できます。

レンジで簡単に作るチーズ入りオムレツ

材料

卵:2個
乳製品(牛乳または豆乳):大さじ2
野菜(トマト、玉ねぎ、ベビースピン):適量、小さなサイズにカット
チーズ:適量、お好みで

手順

  1. 卵と乳製品を混ぜ、野菜を加えます。
  2. レンジ対応の容器に移し、チーズをトッピングします。
  3. レンジで1分30秒〜2分加熱します。
  4. ふわふわのチーズオムレツのできあがり。食べやすいサイズにカットして提供します。

レンジで作るフルーツコンポート

材料
  • フルーツ(リンゴ、バナナ、ブルーベリーなど):適量、小さなサイズにカット
  • シナモン:少量(お好みで)

手順

  1. フルーツをレンジ対応の容器に入れ、シナモンを加えます。
  2. レンジで2〜3分加熱します。
  3. 暖かいフルーツコンポートが完成。

おやつとしてもおすすめです。

これらのレシピは、炊飯器や電子レンジを使って簡単に調理できるものばかりです。幼児の栄養を考慮して、野菜や果物を取り入れるなど、バランスの良い食事を提供するようにしてくださいね。

また、子供の年齢やアレルギーに注意して材料を選ぶことも大切です。

幼児食にぴったりのフィンガーフードの魅力

手づかみで食べられるフィンガーフードには、幼児食としての魅力があり、幼児の成長と発達に対して多くの利点があります。

以下に、フィンガーフードの利点をいくつか挙げてみます。

  • 発達の促進
  • 自己給餌の促進
  • 好奇心と食の多様性
  • 学習と社会性
  • 安全性

フィンガーフードには上記のような利点があります。幼児期ではしっかり、どんなものが食べ物か自分で食べることの大切さを学んでほしいですよね。

そのフィンガーフードの利点を次で詳しくご説明しますね。

発達の促進

フィンガーフードをつかんで食べることで、幼児の手指の運動能力が上がります。

指先の使い方や手の筋力を鍛えられるため、後の学習や日常生活のスキルにも良い影響を与えます。

自ら食事を楽しむ事の促進

フィンガーフードは、幼児が自分で食べることができるため、自分でご飯を食べる練習になります。

食事に対する興味を高め、自分で食べることが楽しくなるため、食事のプロセスを楽しむようになります。

好奇心と食の多様性

フィンガーフードはカラフルで魅力的な形状や材料の質感や感触にふれるため、幼児の好奇心を刺激します。

新しい食材に対する興味を高め、食の多様性を受け入れる傾向があります。

健康的な食事の促進

フィンガーフードは、野菜や果物、健康的なタンパク源を取り入れる良い方法です。

幼児の時期から、良質な食材本来の味を体験できます。また、幼児が自分で食べることができるため、健康的な食事を自然に取り入れることが期待できます。

安全性

フィンガーフードは、幼児が自分で持ちやすく、噛み砕きやすいサイズに調整されていることが一般的ですね。そのため、ムセることなく、安全な食事を提供することができます。

以上のように、フィンガーフードは幼児の成長と健康に良い影響を与える多くの利点があります。食べやすいサイズや形状にして、幼児の興味を引き、楽しく健康的な食事を提供することが大切です。

何より、フィンガーフードのおすすめは時短料理であることです。料理が面倒くさいとお考えの方にはおすすめの料理です。

ただし、与える食材は子供の年齢や食物アレルギーを考慮し、適切な監視の下で提供するようにしてください。

次では、簡単に作れるフィンガーフードのレシピをご紹介します。

簡単に作れるフィンガーフードレシピ

簡単に作れるフィンガーフードのレシピをいくつか紹介します。切るだけの物もありますの参考にしてくださいね。

野菜スティックとディップソース

材料
  • 人参、キュウリ、パプリカなどの野菜:スティック状にカット
  • ディップソース:ヨーグルトベースのヘルシーなディップ、ハチミツマスタードディップ、など

手順

  1. 野菜をスティック状にカットします。
  2. 好みのディップソースを用意します。
  3. 野菜スティックをディップソースにつけて食べる、手づかみスナックの完成です。

チキンテンダー

材料
  • 鶏のささみまたは胸肉:細長くカット
  • 小麦粉、卵、パン粉:衣をつけるための準備
  • オリーブオイル:揚げるための油

手順

  1. 鶏肉を小麦粉、溶いた卵、パン粉の順に衣をつけます。
  2. 揚げ油を熱し、鶏肉を揚げてキツネ色になるまで焼きます。
  3. ナプキンで余分な油を取り除き、手づかみで食べられるチキンテンダーの完成です。ケチャップやバーベキューソースを添えても良いですね。

ちびアメリカンドック

材料
  • 魚肉ソーセージ
  • ホットケーキミックス

  • 揚げるための油

手順

  1. 魚肉ソーセージを一口大に切る。竹串に魚肉ソーセージをさす。
  2. ホットケーキミックスに卵、水を入れて混ぜる(分量通り)。
  3. ホットケーキミックスに魚肉ソーセージをくぐらせる。
  4. 揚げ油を熱し、ホットケーキミックスをくぐらせた魚肉ソーセージを揚げる。
  5. きつね色に変わったら、引き上げる。
  6. キッチンペーパーで余分な油を取り除き、出来上がりです。

これらのレシピは簡単に作れて、幼児の食事やおやつとしても楽しめるものです。子供の好みに合わせてアレンジすることもできますので、ぜひ試してみてください。

ただし、食材や調理方法は子供の年齢やアレルギーに応じて選ぶようにしてください。

まとめ【幼児食を作るのがめんどくさい人は簡単料理法を活用しよう】

幼児食は大人の食事作りとは異なり、栄養や素材を考えて作らないといけません。忙しい親御さんは大変ですよね。

この記事で伝えたことは以下の通りです。

  • 一括調理して冷凍保存する方法
  • 時短に適した食材
  • 簡単レシピ集
  • フィンガーフードの魅力
  • 簡単に作れるフィンガーフードレシピ集

以上のことをお伝えしました。

忙しい日々でも子供の健やかな成長のために無理なく食事の準備をすることができるように、ぜひ参考にしてくださいね。