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赤ちゃんのうつ伏せ寝練習はいつから?

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世界中の赤ちゃんはうつ伏せ寝が主流だった時期があるのはご存じでしたか?

頭の形もよくなるし仰向けで寝かせてるのは日本くらい!
と昔の専門家先生は言ってたけど、突然死症候群の一因だとか言われだして、日本が正しかったんだとなりました。

もしかしたら、親に「あなたはうつ伏せ寝で育てたよ!」っと言われた方もいるかもしれませんね!

この記事では下記についてまとめてみました。

  • 赤ちゃんのうつ伏せ寝練習はいつからなのか。
  • 赤ちゃんのうつぶせ練習(タミータイム)について。
  • 赤ちゃんのうつ伏せ寝の危険性と予防策。

よろしければ、最後までお読みいただければ幸いです。

赤ちゃんのうつ伏せ寝練習はいつから?

赤ちゃんが1歳になるまでは、お昼寝も含め赤ちゃんを寝かせる時には必ず仰向けで寝かせましょう。

1歳を過ぎたら、赤ちゃんが好きな姿勢で眠らせても大丈夫ですが、仰向けの姿勢でベッドに寝かせましょう。

ベッドは硬いものを使用し、枕は使わないようにしましょう。
柔らかい掛け布団、マットレス、タオルの使用は避けましょう。

これらのことに気をつけることで、SIDS (乳児突然死症候群)のリスクから赤ちゃんを守ることができます。

乳幼児突然死症候群SIDS:SuddenInfantDeathSyndrome)は、それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく、眠っている間に突然死亡してしまう病気です。 日本での発症頻度はおよそ出生6,000~7,000人に1人と推定され、生後2か月から6か月に多いとされています。

しかし、起きている時に「うつぶせ」を練習させることは可能です。

なるほど!赤ちゃんが起きている時に保護者が見ている前で「うつぶせ」は大丈夫だけど、そのまま寝かせる「うつ伏せ」は危険だから注意が必要ってことね!

赤ちゃんのうつぶせの練習

赤ちゃんのうつぶせの練習は、絶対に必要なことではありません
ただ一方で、うつぶせの姿勢をすることは、筋肉や運動機能を発達させるきっかけになるというメリットもあります

そして、ここ最近では、「うつぶせ練習」「うつぶせあそび」などをタミータイム
と呼ぶそうです。

この記事でも「タミータイム」としてうつ伏せ練習を紹介していきますね!

タミータイムの方法

上記の方のように硬めのマットの上でタミータイムを行うか、赤ちゃんが小さいうちは、ママやパパが床やベッドで枕を使って仰向けになり、胸やお腹の上で赤ちゃんをうつぶせにしたり、座った膝の上や、抱っこをしながら腕の上でうつぶせにしてあげましょう。


生後2ヵ月頃から1日に1~2回ぐらい、10秒ぐらいでも構いません
赤ちゃんがうつぶせで遊ぶ機会を作ってあげましょう。

うつぶせに慣れてくると段々と顔を持ち上げたり、休んだりすることも上手になります。興味をひくように赤ちゃんの正面から声をかけたり、目の前におもちゃを置いたりして遊んでみましょう。

我が子も私のお腹の上でうつ伏せ練習やりましたが、涎が多い子だったので頑張った分、涎で口元ビショビショになっていました。私のお腹もビショビショです。
うつぶせ練習は可愛いので試してみて下さいね!

タミータイムのメリット

タミータイムのメリットは以下の事が挙げられます。

  1. 筋肉の発達 
  2. 発達の促進 
  3. 頭蓋変形の予防
  4. 呼吸器の発達

ひとつずつみていきましょう。

筋肉の発達

寝返りやおすわり、ハイハイ、つかまり立ちや歩くのに必要となる赤ちゃんの首、肩、背中、腕、足などを強くしてくれます。

発達の促進

うつぶせ姿勢にすると、首がすわる前の赤ちゃんでも頭を持ち上げたり横に向けたりしようとします。

この運動が、首~背中にかけてや肩甲骨周辺の筋肉の発達や、体を支えるためにバランスをとる感覚にいい影響を与えます。

頭蓋変形の予防

斜頭症呼ばれる後頭部が平らになること(頭蓋変形)を防ぐとも言われています。

呼吸器の発達

背中が床で圧迫されないため、背中側の肺が広がりやすくなり、呼吸が促され、呼吸器の発達が促されるといわれます

うつぶせ姿勢に慣れている赤ちゃんは、口をきちんと閉じて腹式呼吸を行いやすくなるともいわれています。

この『口をきちんと閉じて鼻呼吸をする』というのは、口腔(こうくう)の正しい発達や感染症の予防をはじめ、発達面にも健康面でもとても大事なことといわれています。

タミータイムは、窒息などに十分注意し、ママやパパとの遊びやコミュニケーションの一環として、安全に楽しく行いましょう

赤ちゃんのうつ伏せ寝は危険⁇

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赤ちゃんのタミータイム(うつぶせ練習)はメリットもあり、窒息などに十分注意して側で見守ってあげれば大丈夫です。

しかし、赤ちゃんのうつ伏せ寝は危険です!
うつ伏せ寝による危険をそれぞれみていきましょう。

うつ伏せ寝による危険①:SIDS (乳児突然死症候群)

うつ伏せ寝はSIDS (乳児突然死症候群)のリスクを高めます。 赤ちゃんの横向き寝 も同様です。

そもそも厚生労働省は、1歳になるまで、赤ちゃんを寝かせる時は仰向けに寝かせるように推奨しています。

SIDSは、うつ伏せ寝でも、仰向け寝のどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつ伏せに寝かせた時の方がSIDSの発生率が高いということが研究者の調査からわかっています。

乳幼児突然死症候群SIDS:SuddenInfantDeathSyndrome)は、それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく、眠っている間に突然死亡してしまう病気です。 日本での発症頻度はおよそ出生6,000~7,000人に1人と推定され、生後2か月から6か月に多いとされています。

うつ伏せ寝による危険②:窒息のリスク


赤ちゃんのうつ伏せ寝には、窒息のリスクを高めるおそれがあります

赤ちゃんの顔が敷布団や枕、掛け布団、クッションなどに埋まってしまうことが、窒息の原因として考えられています。

特に寝返りを打てない赤ちゃんは、呼吸ができず苦しさを感じても自分ではどうすることもできません。

そのため、寝返りを自分で打てるようになるまでは、うつ伏せ寝はさせるべきでないといえます。

生後5ヶ月頃を過ぎたあたりから、赤ちゃんは自分で寝返りを打つことが増えてきます。
寝返りを打ったときに、自力でうつぶせから仰向けに戻れるのであれば、窒息のリスクは減ってきます。

しかし、1歳未満の赤ちゃんが、寝返りをしてうつ伏せ寝の姿勢になってしまったら、仰向け寝に戻してあげましょう

赤ちゃんが1歳を過ぎているなら、寝返りをしてうつ伏せ寝になっても、あまり神経質になることはないでしょう。

予防策

予防策としては5つのことがあげられます!

  1. ベッドは硬めに、掛け布団は軽めにする
  2. 赤ちゃんのまわりにクッションやぬいぐるみなどを置かない!
  3. 寝るときに厚着をさせない!
  4. ベビーベッドで寝かせる
  5. グッズの活用

気になる方は、ご家庭に合った方法で試してみてくださいね。

①ベッドは硬めに、掛け布団は軽めにする

弾力性があるやわらかい敷き布団やマットレスに顔をうずめてしまうと、窒息のリスクがあります。

敷き布団やマットレス・枕類は、硬めのものを用意しましょう。また、掛け布団は赤ちゃんが自分で払いのけられるよう軽いものにしてください。

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引用:楽天

こちらは、硬めの敷布団と掛け布団(軽い)のセットで送料無料で¥7,990円でした。

洗濯機でも洗えるのは嬉しいですよね!

②赤ちゃんのまわりにクッションやぬいぐるみなどを置かない

顔をうずめる恐れのあるクッションやぬいぐるみ・タオルなどを、赤ちゃんのベッドに置くのは避けましょう。

寝返りをうったときに鼻や口が塞がれてしまい、窒息の原因になる恐れがあります。
赤ちゃんのお気に入りで「これがないと寝てくれない」という場合には、眠りについた後にそっとベッドから離しておきましょう。

③寝るときに厚着をさせない!

厚着のまま寝かせると、思うように寝返りが打てなくなることがあります。
万が一睡眠中に赤ちゃんがうつぶせになり息苦しさを感じたときでも、身軽に動けるよう、寝るときはなるべく薄着のほうがいいでしょう。

特に厚着をさせがちな冬場は注意が必要です。防寒着を着たまま寝かせるのはやめましょう。

なお、厚着をさせないことで、窒息のリスクを回避できるだけでなく、汗による寝冷えや脱水症状などの予防にもつながります。

④ベビーベッドに寝かせる

赤ちゃんの寝かしつけをしたときに、ママ・パパが寝落ちしてしまうケースはよくあることです。

このとき、意図せず赤ちゃんの上に覆いかぶさってしまい、赤ちゃんが窒息してしまうリスクがあります。

赤ちゃんを寝かせる際は、ベビーベッドを使うようにしましょう。
ベビーベッドを選ぶときには、「PSCマーク」が貼り付けされたものを選ぶと安心ですよ。

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引用:楽天

PSCマークとは、国の安全基準に合格した製品であることを証明するものです。
赤ちゃんの転落防止のために、柵は必ず上げておきましょう。

そのうえで、赤ちゃんが柵と敷布団・マットレスの間に挟まれないよう、隙間をなくしておくことも大切です。

⑤グッズを活用する

赤ちゃんの様子に変化が起きたときに、音やランプなどで知らせるグッズを活用するのもひとつの方法です。

深夜などママ・パパが寝ている時間帯であっても、異変に気づき対処しやすくなります。

使っているママ・パパが多いグッズは「無呼吸アラーム」です。
赤ちゃんの動きが一定時間感知できないときに、アラームを鳴らして知らせる仕組みです。

引用:楽天

こちらは、布団の下に敷いて使うタイプで、送料無料で¥8,800円でした。

ただし、無呼吸アラームは赤ちゃんの動きを感知することが目的のグッズであるため、事故を未然に防ぐグッズではありません。

もしもの事態を防ぐには、赤ちゃんを決して一人にしないことが大切です。

また、このような商品もありました。

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引用:楽天

こちらはうつ伏せ寝防止のサポートベルトです。
取り付けも簡単で、洗濯機で洗えます。対象年齢が9か月までなので、小さめに作られているようです。

送料無料で¥7,260円でした。他の方の評価も高かったので、是非チェックしてみてくださいね!

まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事で伝えたことは以下の通りです。

  • 赤ちゃんのうつ伏せ寝練習はいつからなのか。
  • 赤ちゃんのタミータイム(うつぶせ練習)について。
  • 赤ちゃんのタミータイムの方法とメリット。
  • 赤ちゃんのうつ伏せ寝の危険性と予防策。

以上のことをお伝えしました。

親に「あなたはうつ伏せ寝で育てたよ!」と言われたからとて、我が子がうつ伏せ寝で寝て大丈夫とは限りません。

うつ伏せ寝への危険性やリスクを考慮した上でご家庭の判断にお任せしますが、厚生労働省は、1歳になるまで、赤ちゃんを寝かせる時は仰向けに寝かせるように推奨している事を忘れないでください。

また、タミータイム(うつぶせ練習・うつぶせあそび)にはメリットがありますが、うつぶせ練習とうつ伏せ寝を混同して、タミータイム後にうつ伏せのまま寝かさない様に注意してくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。