赤ちゃんが生後2ヶ月で朝まで寝ることは、親としてはありがたいことかもしれませんが、注意が必要です。
特に完母で育てている場合、脱水のリスクについて懸念することが重要です。
この記事では、以下に関する情報をまとめてみました。
- 赤ちゃんの成長と夜間の睡眠について
- 完母での育児と授乳について
- 脱水のリスクについて
少しでも参考になれば幸いです。
では、ひとつずつみていきましょう。
生後2ヶ月の赤ちゃんの成長と夜間の睡眠
生後2ヶ月の赤ちゃんは、まだ非常に幼いです。
そのため、規則的な夜間の睡眠サイクルが確立されていないことが一般的です。
新生児は通常、2〜3時間おきに授乳が必要で、この期間における成長や発育に重要な栄養を摂取しています。
ただし、一部の赤ちゃんは夜間に長く寝ることがあります。
いぶき夜寝すぎ…。新生児で完母なのに4~5時間とか・・。一緒にうっかり寝ちゃう私もだめなのかもだけど。(>△<)
— ゆっきぃ。 (@chihaya_y) November 18, 2010
夜寝すぎ新生児で悩んでる方他にいませんかね?寝なすぎはよく聞くけど寝すぎはどうなんだろ😭
— あすみ☺︎🎀3y1m(8/6)🎀1y2m(6/16) (@owo_owo_813) August 17, 2020
夜は4〜5時間ほど眠る赤ちゃんが多いですが、生後2ヶ月頃は「お腹が空くと起きる」を夜中も繰り返します。
朝まで寝てしまう赤ちゃんは大丈夫?
長く眠る子は6時間ほど眠ってしまうこともありますし、個人差があります。
環境や体調などが影響して日によって変わることもあります。
睡眠時間が長くても特に心配いらないでしょう。
寝る時間は、個人差があるものです。
無理に起こさなくても大丈夫です。
穏やかに眠っているのであれば心配ありません。
身長や体重が違うように、睡眠時間も人によってさまざまです。
早い段階からよく眠る子もいれば、1歳頃から睡眠リズムを整えていく子もいれば、中には2、3歳まで夜泣きが続く子もいます。
寝る時間が長くても、体重が順調に増えている、排便・排尿回数が正常である
基本的に赤ちゃんの機嫌が良い泣いてもお腹いっぱいになれば泣き止む
というようであれば、問題なくスクスクと育っているといえるでしょう。
完母での育児と授乳
完母で育てている場合、母乳は赤ちゃんにとって最適な栄養源です。
母乳には免疫力を高める抗体や、赤ちゃんの成長に必要な栄養素が豊富に含まれています。
しかし、生後2ヶ月の赤ちゃんにはまだ小さな胃があり、飲む量に限りがあるため、頻繁な授乳が必要です。
少しずつ、1度にたくさん飲めるようになってきます。
まだ自律授乳が基本ではありますが、少しずつママが授乳リズムを作っていってもいいでしょう。 特に、夜間に関しては、日中と同様の間隔で授乳しなくてもよいかもしれません。
赤ちゃんがぐっすり眠るのでママの寝不足が解消されるなどと先輩ママから聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
ですが、注意してほしいのが乳腺炎です。
完母で育てている場合は、乳腺炎になるリスクを考えても朝まで寝かすのはやめましょう。
生後2ヵ月で夜間授乳なしだとどうなるかなどは、別記事にもまとめていますので、こちらを参考にしていただければと思います。
脱水のリスク
赤ちゃんが夜間に長時間寝る場合、授乳回数が減少し、脱水のリスクが高まります。
赤ちゃんの脱水は深刻な状態であり、早期に対処しなければ危険です。
脱水が続くと、赤ちゃんの体内の水分レベルが減少し、体温調節が難しくなり、栄養の吸収や臓器の機能に影響を与えます。
脱水が長引くと、病院に入院が必要な場合もあります。
脱水は赤ちゃんにとって深刻な状態であり、以下のような兆候に注意する必要があります。
- 口の中が乾いている:唾液の量が減少し、舌や口の中がべとつく感じがする。
- 泣いたときに涙が出にくい:泣いても涙が出ず、泣く頻度が減少する。
- おむつの中の尿の量が減少している:おむつが乾燥していることが多く、通常よりも尿の回数が減少する。
- 体重が急激に減少している:普段好んで飲んでいた母乳やミルクを拒否し、食欲が減退する。
脱水を確認するためには、赤ちゃんのおむつの量と濡れ方を注意深く観察し、泣き声や機嫌の変化に敏感になることが重要です。
また、赤ちゃんの体重も定期的に測定し、急激な減少がないか確認することが必要です。
脱水の兆候がある場合、すぐに医師に相談しましょう。
夜間の授乳の工夫
赤ちゃんが夜間に長く寝る傾向がある場合、夜間の授乳を助ける方法を試してみることができます。以下はいくつかのアイデアです!
- 夜間の授乳を暗い部屋で行うと、赤ちゃんが寝ぼけた状態で授乳しやすくなります。
- 静かな環境を作り、赤ちゃんが安心して授乳できるようにします。
- 授乳の時間を楽しいものにするために、母親と赤ちゃんのスキンシップを促進しましょう。
まとめ
生後2ヶ月の赤ちゃんが朝まで寝ることは、成長の一部として理解できますが、完母で育てている場合は乳腺炎のリスクと脱水のリスクに注意が必要です。
日中と同様の間隔で授乳しなくてもよいかもしれませんが、脱水の兆候に敏感になりましょう。
そして、赤ちゃんの健康と成長に関して不安がある場合は、医師や助産師のアドバイスを受けることをお勧めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。