赤ちゃんが産まれて1ヶ月、可愛いわが子と過ごす1ヶ月はあっという間ではないでしょうか。
家族が一人増えての生活にも慣れてきましたか?
日々新しいことの連続で戸惑うことも多く、生後1ヶ月の赤ちゃんは、睡眠の時間が不規則で、「やっと寝てくれた。」と思っても、わずかな音で目を覚ましたり・・・パパ・ママも睡眠不足になったりしていませんか。
今回は、生後1ヶ月の赤ちゃんの生活リズムの整え方について紹介していきます。
今、寝不足のパパ・ママもこんな状況がいつまでも続くのかぁと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、赤ちゃんの成長に伴い、パパ・ママと同じ生活リズムになっていきますのでご安心ください。
Contents
生後1ヶ月の赤ちゃんの生活リズム 特徴
生後1ヶ月の赤ちゃんの生活のリズムは一般的にどのようなものなんでしょうか。
一般的なものを紹介していきますが、赤ちゃんの成長には個人差があり、生活のリズムもそれぞれあります。
紹介するものと違うからといって焦る必要はありません。あくまで一例として受け止めていただければと思います。
睡眠
1日16時間〜18時間以上の睡眠が必要と言われています。また生後1ヶ月の赤ちゃんは2〜3時間おきにミルクを飲み、まとまった睡眠時間を取ることなく、起きたり眠ったりを繰り返して過ごします。
夜にまとめて睡眠をとるようになるのは、生後3〜4ヶ月くらいで、夜間の就寝のタイミングが安定し始め、朝までぐっすり眠るようになるとだんだん生活リズムも整っていきます。
この時期の赤ちゃんは寝ることが仕事のようなものですから、多少睡眠の時間のタイミングやリズムが崩れても心配する必要はありません。
授乳
生後1ヶ月の赤ちゃんは、母乳またはミルクを摂取します。2〜3時間毎に授乳が必要と言われています。夜も授乳が必要なため、親は夜間も授乳できるように準備する必要があります。24時間で8回程度が平均と言われています。
でも、生後1ヵ月頃は、赤ちゃんがお腹が空いているようでしたら母乳であればあげて良いとされています。完全ミルクの場合は、ミルク缶に表示されている量を守ることをお勧めします。
完全母乳で育てているママは、赤ちゃんへの授乳量が足りているの?と不安になることもあるかと思いますが1ヵ月健診で体重が増加していれば心配する必要はありません。
もし体重の増加が少なければ、ミルクを足すなど、医師からの指示があるので安心してください。
オムツ交換
生後1ヶ月の赤ちゃんは、1日に15回〜20回程度おしっこ、うんちを出します。1日に多くのオムツ交換が必要。赤ちゃんはオムツが蒸れると、気持ち悪くてぐずったりします。また皮膚が弱かったりする場合はかぶれたりしますので、すぐに交換してあげましょう。
母乳で育っている赤ちゃんはうんちの回数が多く柔らかくなる傾向にあります。また便秘になる赤ちゃんも時々います。
赤ちゃんがミルクや母乳をよく飲み、元気にしていれば問題ありません。
ご機嫌の時間
赤ちゃんが機嫌のいい時間帯を利用して、遊んだり、赤ちゃんとコミュニケーションをとりましょう。パパ、ママとの触れ合い、遊ぶ時間はとても大切です。仕事での疲れもあるかもしれませんが、わが子と過ごす貴重な時間です。楽しんでください。
声をかけてみたり、一緒に手遊びをしてみたりして過ごすこともいいかと思います。
また、赤ちゃんの成長は著しいので日々新しい言葉を発したり、動きがあったりと新しい発見の毎日になるかと思います。
気づいたら一緒に喜び、褒めると赤ちゃんもとても喜ぶかと思います。
寝かしつけ
寝かしつけは、赤ちゃんが快適に寝るのを助ける重要な要素。寝やすい環境を整え、優しい揺れや抱っこなどで落ち着かせることが役立ちます。
静かな環境を作り、赤ちゃんはもちろん、パパママも落ち着いてゆっくりできる空間を作ることでお互いにリラックスできるかと思います。
生後1ヶ月の赤ちゃんの1日の生活リズム(例)
1ヶ月検診も終え、個人差はありますが、体重が増えていたりして赤ちゃんの成長を感じると、ホッとしますね。
それでも、生後1ヶ月の赤ちゃんは生活のリズム不規則で2〜3時間おきにミルクの時間となる赤ちゃんが多いことでしょう。
あれ、うちの子、夜はずっと寝てるけど大丈夫?と思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが心配ありません。赤ちゃんの生活のリズムには個人差があります。私の娘も実際、夜はあまり起きることがなく、心配しましたが、すくすく成長しました。
ここでは赤ちゃんの1日のスケジュールを紹介します。
時間 | 内容 |
---|---|
6:00~7:00 | 起床、ミルク、オムツ交換 |
9:00 | 遊び、散歩、パパママとの遊び |
10:00 | ミルク、オムツ交換、睡眠 |
12:00 | ミルク、オムツ交換ミルク、オムツ交換 |
12:30 | 昼寝 |
14:30 | ミルク、オムツ交換、パパママとの遊び |
15:00 | 睡眠 |
17:00 | ミルク、オムツ交換、お風呂 |
19:30 | 睡眠 |
22:00 | ミルク、オムツ交換 |
この後、夜間は2〜3時間おきにミルク、オムツ交換
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生活リズムの整え方
赤ちゃんの生活リズムは不規則ですが、リズムを整えることで少しずつ、大人の生活リズムに近づけることができます。
大人の生活リズムに近づけることで、パパママの睡眠不足も少しずつ解消されるかもしれません。
次のようなことに心掛ければ、少しずつ赤ちゃんの生活リズムも整えられます。
- よく眠る環境を整える。
- 朝起きたら太陽の光を浴びる
- 規則正しく栄養をとる。
- たくさん遊ぶ
よく眠れる環境を整える
赤ちゃんの生活リズムは睡眠のリズムと深く関わっている。よく眠れる環境を整えることが生活リズムを整えるヒントにもなります。
まずは、夜眠れるようにすることが大切です。月齢が進み、ある程度時間に目安をつけて寝かしつけるようにすると、決まった時間に眠るようになります。
赤ちゃんを寝かせる時は灯りを消し、部屋を暗くすることが重要です。脳は光を感じると覚醒し、逆に光がないと睡眠ホルモンが分泌されて眠くなります。
音の刺激も脳を覚醒させる作用があるため、赤ちゃんを寝かしつける時はテレビや音楽なのども消すか、音量を下げるようにしましょう。スピーカーで自分にしか聞こえないくらいの大きさにするのもお勧めです。
朝起きたら太陽の光を浴びる
人間の体内時計は1日夜く25時間周期と言われ、1時間のずれは自律神経が調整していると言われています。脳が朝の光を感じ取ることなどを通じて、1日のサイクルが整えられているとのことです。
また、生活のリズムを整えるには、睡眠の環境に加えて、朝起きてから夜眠るまでの日中の過ごし方も重要ということになります。
朝起きたら太陽の光が入るようにカーテンを開け、部屋を明るくする。目覚めには、濡れたタオルなどで赤ちゃんの顔を優しく拭いてあげると、気分さっぱりして目覚めが良くなる。
規則正しく栄養をとる
授乳や離乳食によって規則正しく栄養を取ることが大切です。ミルクの時間、散歩の時間、昼寝の時間など、日中の過ごし方を決めて、そのスケジュールに沿って毎日規則正しい生活を送るようにしましょう。
規則正しい生活を続けることで赤ちゃんの体内時計も次第に整い、生活リズムが早く安定していきます。
たくさん遊ぶ
夜、ぐっすり眠るには、日中たくさん遊ぶようにすることが大切です。赤ちゃんの活動が活発な午前中や、昼寝が終わった後に公園や児童館などに散歩に行くのもいいでしょう。
雨の日は、自宅で体を動かしたり歌ったりすると良い刺激になります。
まとめ
家族が1人増えて、あっという間に1ヶ月が経過し、赤ちゃんの成長に日々喜びを感じながら、でもいろんな不安も同時に抱えながらの生活になっていらっしゃる方が多いかと思います。
赤ちゃんの不規則な生活リズムを少しずつ整えていくことは、パパママの生活リズムにとっても、とても大切なことかと思います。赤ちゃんの寝ている間に家事をこなすなど、1日のスケジュールが組みやすくなります。
でも、生活のリズムを整えるために規則正しく生活しようとしても、思い通りにいかないときもあります。そのような時は、「こんな時もある」と諦めることも大切です。
思い通りにいかない時は、赤ちゃんと一緒に寝てしまうというのもありですね。
赤ちゃんの成長にはそれぞれ個人差がありますが、今日紹介したことを実際に行っていただき、生活のリズムが少しでも整えば幸いです。
赤ちゃんと過ごす大切な期間。パパ、ママも大変かと思いますが、赤ちゃんの成長を目に焼き付けながら、焦らずに見守ってください。