1日の大部分を布団で寝て過ごす赤ちゃん。出産前からベビー布団を準備していた方も多いのではないでしょうか?
大切な赤ちゃんのことなので、いろんなことが心配になって当然だと思います。
この記事を読むことによって、ベビー布団を選ぶ参考になると思いますので、最後まで読んでいってくださいね。
Contents
ベビー布団っていつまで使えるの?
ベビー布団は、「1歳まで使っている方が約50%」です。続いて、2歳までが44%、2歳以降が6%となっています。
卒業する時期に結構バラツキがありますよね。
先輩ママたちがどんなきっかけで、ベビー布団を卒業したのかみてみましょう。
卒業のきっかけ
寝返りを頻繁に打つようになり、敷布団を飛び出すことが卒業のきっかけになった方が多いようです。
生後半年まで
- 「生後5ヵ月頃になると寝返りを始めて、敷き布団からとび出るようになりました。」
- 「添い寝じゃないと自分が眠りづらかったから…」
- 「生後6ヵ月まではベビー布団を大人の布団の隣に敷いて寝かせていました。でも、夜中は添い寝しながら授乳をしていたので、布団の隙間に自分が挟まって寒い思いをしていたので、大人用の布団で一緒に寝るようになりました。」
1歳まで
- 「パパママと一緒に川の字で寝るようになったから」
- 「ベビーベッドが狭くなったタイミングでベビー布団を卒業しました。その代わりに、布団を2枚敷いて、ママパパと川の字で寝るようになりました。」
- 「寝相が悪くゴロゴロ転がり、ベビー布団じゃあ用をなさなくなったので。大人用の布団2枚敷くとどんなに転がっても大丈夫でしたよ。」
2歳まで
- ジュニアベッドを買ってあげたから
寝返りが多く寝相の悪い赤ちゃんはどうすればいい?
生まれて間もない頃は、動くことも少なくスヤスヤ寝てくれている赤ちゃん。でも、数ヶ月もたてば、すぐに寝返りを打ち始め寝相も悪くなり、ママの思い通りにはなりません。
そんなツンデレな赤ちゃんにはどんな布団が適しているのでしょうか?
ベビー布団のサイズはどう選べばいいの?
寝返りができるようになるまでは、ミニサイズのベビー布団を使うと安心です。寝返りをしだしてからは、レギュラーサイズを選べば良いでしょう。
ミニサイズ :幅 約60cm × 丈 約90cm
レギュラーサイズ:幅 約70cm × 丈 約120cm
ベビーベッドがミニサイズの場合、布団もミニサイズを選ぶ必要があります。ベッドの置き場所やサイズに適したものを選びましょう。
レギュラーサイズなら長く使える
最初から一回り大きいレギュラーサイズにしておけば、3〜4歳ごろまで長く使うことができます。生後間もない頃は大きすぎると感じますが、使っているうちにしっくりきて3歳ごろまで長く使えます。
また、レギュラーサイズは保育園のお昼寝用布団としても使える大きさで、経済的です。身長が約100cmまでの子どもが使うことを想定して作られています。
注意点として、レギュラーサイズのベビー布団を利用する場合、布団に対応したサイズのベビーベッドを選ぶことも押さえておきましょう。
それでもダメなら
あまりにも寝相の悪い赤ちゃんには、部屋中にありったけの布団やクッション、ぬいぐるみを敷き詰めるという強者もいました。タンスや衣装ケース、テレビボードなどがある場合は、クッション・ぬいぐるみを置いて、赤ちゃんが怪我をしないよう工夫しましょう。
夏場はドンドン転がっていってもそんなに問題なののですが、冬場に寝相が悪すぎて、掛け布団を跳ね除けることが増えると風邪をひいちゃったりしますよね。そこで、掛け布団を大量に準備しておいて、いつでも掛け布団をかけれるようにしておくと便利ですよ。
赤ちゃんの背骨に負担を掛けないのは硬い布団?

結論から言うと、硬い布団が赤ちゃんにとって良いと言うのは、正解でもあり間違いでもあります。硬すぎず柔らかすぎない最適な硬さのものを選ぶと言うのが正解になります。
硬すぎる布団は夜泣きの原因になる
あまりに硬すぎる敷布団に仰向けに寝てしまうと、背骨に負担になり夜泣きの原因になります。その理由は、赤ちゃんの寝る姿勢にあります。
赤ちゃんの背骨は、生まれてしばらくはC字型のカーブになっています。生後3ヶ月頃の首が座り始める頃には、首に負担がかからないように背骨の首付近にカーブができ始めます。
赤ちゃんにとって背骨がC字になるような寝姿は、背骨に負担をかけず安心できる状態です。なので、あまりに硬すぎる敷布団に仰向けに寝てしまうと、背骨に負担になり夜泣きの原因にもなるようです。
では、柔らかい布団の方が良いのでしょうか?
柔らかすぎる布団は窒息の原因になる
赤ちゃんの背中がC字型になっているので、背中を包むような形状になるやわらい布団のほうがいいのかというと、そうではありません。
体が沈み込んで窒息死するリスクがあるからです。
ですので、硬すぎず、柔らかすぎない適度な硬さのベビー布団が赤ちゃんにとって最適となります。
大人用の布団で代用できない?
結論から言うと「代用できます。」
ただし、
1.敷布団の硬さが適切なものであること
2.通気性の良いもの
3.洗濯しやすく干しやすいもの
といった最低限の条件を備えておく必要があります。
中でも特に、窒息死のリスクがあることから、敷布団はある程度固いものを選びましょう。
なので、弾力性や柔らかさを売りにしている商品は避けた方が良いでしょうね。
また、子供は汗をよくかくため、衛生面でも頻繁に洗濯をする必要があります。
なので、通気性が良く干しやすいものを選びましょう。
まとめ

ベビー布団は、1歳まで使っている人が約50%、2歳まで使っている方が96%でした。
そして、寝返りを打つ回数が増えて、布団からはみ出ることが多くなりベビー布団を卒業する方が多かったです。
また、柔らかすぎる敷布団を使用していると、窒息死の原因となることがあるので、ある程度固く赤ちゃんに適したものを使用することが推奨されています。
赤ちゃんとの楽しい育児ライフを送るためにも、お子さんにとって最適な就寝環境を整えるようにしましょう。