赤ちゃんと安全に添い寝ができるベッドインベッド。
コンパクトで場所を取らない事から、多くの子育て家庭で使用されているアイテムです。
ベッドインベッドを使い始めて疑問に思ってくるのが、
という事かと思います。
赤ちゃんにとって寝るという行為はとても大切な仕事であり、親としては子供がぐっすり眠れる環境を整えてあげたいですよね。
この記事では、
- ベッドインベッドはいつまで使えるの?
- 卒業後はどこで寝かせるの?
という疑問について詳しく解説していきます。
また、記事の最後には、ベッドインベッド卒業後の使い道についてもご紹介しますので、是非参考にしてください!
Contents
ベッドインベッドはいつまで?卒業後の準備も早めに!
ベッドインベッドの使用は、寝返りができるようになったら卒業しましょう!
多くの赤ちゃんは、生後6ヶ月頃から寝返りができるようになります。
そうなると、ベッドインベッドが使用できるのは約半年間ということになりますね。
もちろん、赤ちゃんの成長には個人差がありますので、半年も使えなかったという事もあり得ます。
ちなみに私の子は、生後3ヶ月で寝返りができるようになってしまいました。笑
ですので、卒業後の準備も早めにしておくと安心です。
では、なぜ寝返りができるようになったら卒業したほうが良いのでしょうか?
その理由は下記の2つです。
- 赤ちゃんの睡眠を妨げる
- 窒息事故の原因になる
それぞれ詳しく解説していきます。
赤ちゃんの睡眠を妨げる
赤ちゃんは、基本的に眠りが浅いので、寝ている時でも手足や体を良く動かします。
掛けていた布団がいつの間にか無くなっていた、なんて事よくありますよね!
赤ちゃんの場合は、浅い眠りであるレム睡眠の割合が睡眠時間の50%ほどを占めます。
赤ちゃんの睡眠時間の多くが眠りの浅いレム睡眠にあるため、赤ちゃんは睡眠時によく動くのです。そして、それが寝相の悪さにつながっていると考えられます。引用:MiMi STAGE
特に、寝返りができるようになると動きもより一層活発になります。
ベッドインベッドのフレームが、寝ている赤ちゃんの手足に当たりストレスになってしまいます。
赤ちゃんの熟睡を守るためにも、ベッドインベッドに変わる安心できる寝床の準備は大事ですね。
窒息事故の原因になる
ベッドインベッドは、寝返りによるうつ伏せ防止として使用されるアイテムです。
そのため、ほとんどの商品に硬めのフレームが付いています。
そのフレームが、寝返りをした拍子に赤ちゃんの口元を塞いでしまい、窒息してしまう危険があるのです。
万が一の事故を防ぐためにも、赤ちゃんの成長にあった安全な寝床が必要になりますね。
ベッドインベッド卒業後はどうやって寝る?
寝る環境が変わるというのは、大人でもストレスになるものです。
赤ちゃんにとっても同じで、なかなか寝付かなくなったり、夜泣きの原因にもなります。
そのため、ベッドインベッド卒業後のポイントは、赤ちゃんがストレスなく眠ってくれるという事です。
そこで、ベッドインベッドを卒業後に赤ちゃんが寝る場所として、2つの方法をご紹介します。
- パパやママと同じベッド(布団)で寝かせる!
- ベビーベッドで寝かせる!
それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、詳しく見ていきましょう。
パパやママと同じベッド(布団)で!
この方法のメリットは、ベッドインベッドを使っていた時と同じように赤ちゃんと添い寝ができるという事です。
赤ちゃんも、パパやママの存在を近くに感じる事で安心して眠る事ができます。
私の子供も、添い寝をしてあげると朝までぐっすり眠ってくれていました。
ベッドで寝かせる時にはパパとママの間に赤ちゃんを寝かせるようにすると、落下防止にもなるので安心ですよ。
ベッドで寝るのが不安な方は、大きめの敷布団を敷いて川の字になって寝るのもおすすめです。
ただし、赤ちゃんのすぐ隣で大人が寝返りをしてしまう危険があります。
赤ちゃんが窒息してしまわないように、大人がしっかり気を付けてあげましょう。
ベビーベッドで!
「今まで通り添い寝を続けたいけど、親と同じベッドで寝かせるのは不安・・・。」
というパパやママにおすすめなのが、ベビーベッドを使って添い寝をする方法です。
ベビーベッドを大人のベッドにくっつけて、添い寝する側のフレームを下げておきます。
そうする事で、赤ちゃんの安全は確保しつつ、パパやママのすぐ隣で寝かせる事ができます。
パパやママも気を張って寝る事がなくなるので、睡眠の質も上がりますよ。
また、赤ちゃんは寝ている時でも物音に敏感です。
寝る場所がパパやママと分けられているという事も、赤ちゃんにとってストレスのない睡眠に繋がります。
この方法のデメリットは、大人用のベッドとベビーベッドの高さが合わないものだと隙間ができてしまうことが挙げられます。そんな状態で寝ていると赤ちゃんが転落してしまうかもしれず、非常に危険です。
しっかりと隙間なくくっつける事ができるよう、高さ調節は慎重に行ってくださいね。
卒業後の使い道としてベッドインベッドはいつまで使える?おすすめの活用法5選を紹介!
ベッドインベッドは、寝返りができるようになるまでの約半年間が使用の目安だとお伝えしてきました。
使用期間は短いのに収納には場所を取るというのが、ベッドインベッドのデメリットでもありますよね。
しかし、工夫次第では赤ちゃんの頃だけでなく、5〜6歳くらいまでの幼児期でも使う事ができます!
そこで、ベッドインベッドの卒業後の使い道として、おすすめの活用法を5つご紹介します。
- お昼寝用のベッドとして使う
- おむつ替えの時のシートとして使う
- 椅子として使う
- おもちゃ入れとして使う
- 月齢フォトにもおすすめ
長く使用する事で、我が子の成長を感じられる思い出深いアイテムにもなりますよね。
紹介する使い道を参考にして、是非いろいろな用途に活用してください!
お昼寝用のベッドとして使う
お昼寝の時に赤ちゃんを1人で寝室に寝かせておくのは不安・・・。
そんな時は、ベッドインベッドをお昼寝用として使うのがおすすめです!
赤ちゃんが寝ている間に仕事や家事をしたい時など、パパやママの近くで寝かせておくことができます。
赤ちゃんを近くで寝かせておけるので、寝返りができず寝苦しそうな時でもすぐに体勢を変える事ができます。
また、頭の角度を少し高くしておくと、授乳後のお昼寝やゲップが苦手な赤ちゃんの吐き戻し防止になるので安心です。
おむつ替えの時のシートとして使う
寝返りが上達してくると、赤ちゃんも寝返りがしたくてじっとなんてしてくれません。
そうなると、毎日のおむつ替えも一苦労!
でも、ベッドインベッドでのおむつ替えなら、両側のフレームや腰ベルトが寝返り防止になるので寝かせてのおむつ替えも楽になります。
床に寝かせなくて良いので、赤ちゃんの衛生面でも安心ですよ。
椅子として使う
引用:cuna select
ベッドインベッドを卒業後に椅子として幼児期まで使う方法もあります。
腰ベルトと両側のフレームが体を支えてくれるので、食事の時もしっかり座らせることができます。
お座りがまだ安定しない月齢の赤ちゃんでも、腰ベルトを使って座る事ができるので、離乳食の時期にも活躍できますよ。
おもちゃ入れとして使う
子供がよく使うおもちゃを毎回引き出しや箱にしまうという作業も面倒ですよね。
ベッドインベッドは、高さがあり硬めのフレームになっているので、赤ちゃん用の細々としたおもちゃを入れておくのにぴったりなんです!
どんなに入れても蓋が閉まらないといった事もないので、片付けの時の地味なストレスもありません。
また、子供でもおもちゃが入れやすいので、お片付けの練習にもぴったりです!
個人的には、小さいぬいぐるみを並べておくのも、見せる収納として可愛くておすすめです!
月齢フォトにもおすすめ
SNSでも流行の「月齢フォト」を撮る時に考えるのが、いかに写真を映えさせるかという事です。
床に寝かせるわけにはいかないし、布団の上だとぐるぐる動き回って良い写真が撮れない・・・!
そんな時は、ベッドインベッドの上で撮ってみてください!
赤ちゃんが動き回ることもなく安定した写真を撮る事ができます。
また、周りにマンスリーアイテムを置いても、赤ちゃんが動いてずれてしまう心配もないのでおすすめです。
【まとめ】ベッドインベッドはいつまで?卒業後はどうやって寝る?
今回は、「ベッドインベッドはいつまで使える?」「卒業後はどうやって寝る?」という疑問について解説してきました。
それでは、記事のポイントをまとめます。
- ベッドインベッドは寝返りができるようになったら使用をやめる!
- 卒業後はパパやママと同じベッド(布団)かベビーベッドで寝かせる!
- ベッドインベッドは卒業後も色々な用途で活用できる!
ベッドインベッドは、寝返りができるようになるまでの約半年間しか使用できません。
卒業した後でも、赤ちゃんがぐっすり眠ってくれる環境をしっかり整えてあげましょう。