おもちゃを捨てる事を検討していても、なかなか捨てられず、困り果ててしまった経験のあるママは多いのではないのでしょうか?
実際に、赤ちゃんの成長はとても早いので、おもちゃはどんどん増えてしまいがちです。
時間だけが過ぎて状況が悪化すると、さらにどうしたらいいのか分からなくなって、結果負のループに入ってしまいます。
そんな時は、捨てられない理由から自分に合った処分術を実践する事で、家の中をスッキリさせることが出来ます!!
理由別で、それぞれに合った処分をすることで、処分した後の後悔もなくなります。
この記事から、自分のタイプにあった捨てたいおもちゃへの対処法が分かるので、、捨てられない今の状況やマインドから抜け出しやすくなりますよ♪
早速、確認して手放せないおもちゃの悩みから解放されましょう。
Contents
なぜ赤ちゃんのおもちゃが捨てられない? 3つのタイプ別の理由と処分術
まずは、自分がなぜおもちゃが捨てられないのか、理由を確認して対処することが大切です。
実際、捨てられないと悩むママは多くいますが、理由は人それぞれです。もちろん、理由が違えば、おもちゃの対処の方法も大きく変わってきますよね??
理由から対処していくことで、どう手をつけて良いのか分からなかったママも、何から始めたら良いのかがはっきり分かるようになります。
では、おもちゃが捨てられない理由にはどんなものがあるのでしょうか??
大きく3つあるので、自分に当てはまるタイプを確認してみましょう♪
- 子供が嫌がるので、処分できない
- 捨てることに罪悪感がある
- もったいない心理が働いてしまう
このように、同じ「捨てられない」という悩みでも、これだけ理由が違うことが分かります!!
理由が違うと、誰に対してアプローチを変えたら良いのか、どのように考え方を変えたら良いのかも大きく違ってきます。
それぞれタイプ別で、具体的なおもちゃの対処の仕方を確認してから、是非試してみてください。
【タイプ①】子供が嫌がるので、処分できない
子供が嫌がってなかなか処分できない時は、子供に無理のないアプローチで処分しましょう!!処分を嫌う子供は多く、ママからの無理なアプローチは逆効果になる可能性があります。
このような経験をしたママは多いと思います。なぜかというと、子供には必要なものや、そうでない物の判断がまだ上手に出来ないからです。
また実際に、処分を考えていても、子供へのアプローチに困るママも多いです。
どちらの場合も、ママが子供の捨てたくない気持ちを理解して、無理のないアプローチで処分してあげることが大切です。
ここで一番に気をつけておきたいことは、子供が納得していないのに、処分を強要しないことです。
普段はおもちゃは大切に、と言っているママがいきなり無理なアプローチをしてしまうと、もちろん子供は混乱してしまいます。
おもちゃを大切にしよう → 使わないおもちゃは処分しよう
混乱このように、ママは言っている意味合いが違うつもりでも、素直な子供はどうして??と分からなくなってしまいます。なので、まずは子供の様子を観察しながら、無理なく処分していくことが大切です!!
まずは一番に、子供をよく観察してみましょう♪
子供が全然遊んでいないおもちゃは、子供にとって必要性が低いおもちゃになっています。そのような場合は、処分した方がいいおもちゃとして、考えておいて良いでしょう。
処分するおもちゃが分かっていても、どのように処分したらいいか悩むママも多いです。
では、無理なく処分するには、具体的にどうすれば良いのでしょうか??
- 目につかないところへ移動してみる
- ポジティブな声かけで、子供自身に行動させる
この2つは全く違う対応ですが、子供に無理をさせることなく、処分することができます。それぞれの家庭に合った方法を選んでみてくださいね♪
目につかないところへ移動してみる
明らかに遊んでいないおもちゃを処分対象に入れたら、まずは目の届かない場所に隠して、時間をおいてみましょう!!
ママが飽きたと思って勝手に捨ててしまうと、あとで子供が気づいた時に、大騒ぎになる可能性があります。
気づかない場合は、処分してしまっても子供は気づかないままです。問題になることもないので、まずは時間をおいて子供の反応をみてみるのが良いでしょう!!
では、どれくらい様子を見て、実際に処分するのがベストなのでしょうか??
早くて1ヶ月、遅くても半年様子を見て気づかなければ、処分を検討に入れてOKです。
こうした、子供を観察するアプローチから始める方が、子供にとって不要なおもちゃなのかを判断しやすくなります。
実際に子供の様子を見てから決めるので、ママが判断に迷う回数も減らせそうですね!!
ポジティブな声かけで、子供自身に行動させる
遊んでいないおもちゃを処分する方法として、子供に直接アプローチする方法もあります。
この場合は、子供がおもちゃを処分したくないという気持ちをママが受け止めて、背中を押してあげられる声がけをしましょう!!
特に、嫌がっているときに「〜しなさい」などの強制的な指示や言葉掛けは、逆効果です。
ママ自身も、誰かに命令されてしまうと急にやる気を失ってしまう、という経験があるのではないでしょうか??
自分の行動で、誰かに喜んでもらえる!!などのポジティブな側面があれば、誰だって自分から行動したくなります♪
それでは、具体的にどんな声かけがあるのかを実際に確認してみましょう。
【ポジティブな声かけの例】
NGな声かけ例 | OKな声かけ例 |
でもさ〜 | うんうん、そっかあ〜 |
おもちゃで遊んでないなら、処分しなさい | 遊んでないおもちゃも悲しんでるから、きっと○○ちゃんにあげたら喜ぶよ |
おもちゃが壊れてるから、もう捨てるよ | おもちゃも疲れてきてるから、もう休ませてあげる??お礼を言ってバイバイしようか |
このように、子供の気持ちを一旦受け止めてあげた上で、自分から行動できるような声がけを心がけてみましょう。
そうすることで、自分は良いことをしたんだ、と子供はやる気をフルパワーにさせて別の機会でも自分から行動してくれるでしょう。
同時に、おもちゃを大切にするという気持ちも育つため、教育にもとっても良いアプローチになります。
【タイプ②】捨てることに罪悪感がある
思い出が詰まっているから、赤ちゃんのおもちゃがなかなか捨てられないでいる、というママもいます。捨てることに対して、罪悪感を抱いているケースです。
この場合は、大切な物を見極めて1つだけ残すようにしましょう!!
まず処分しなければいけないのに、出来ないと考えている時点で、現在の生活の質を下げている可能性があるからです。
必要なものに囲まれて、生活できるようにしましょう!!
今必要なものに囲まれて生活をする方が、これからの子供の生活にもプラスになります。
「捨てることが悪」だと思い込んでいませんか?ネガティブな面だけでなくポジティブな面も見てみると、少し思考が変わるかもしれません。
- 家族の生活が豊かになるものだけに、囲まれて生活出来る
- 一つだけの方が、かけがえのないものとして思い出しやすい
決して、おもちゃを捨てることが、思い出も捨てるということに繋がる訳ではありません。ママの中で、赤ちゃんの頃の思い出はしっかりと残っているはずです。
それでも、捨てることに抵抗があるママもいると思います。
今の時代はデータで多くの写真も残せるので、場所を取らずに思い出が残せます。これは本当に最適な方法の一つですよね。
処分することをネガティブに捉えずに、ママ基準で残しておきたいナンバーワンのおもちゃを、楽しみながら選んでみてくださいね♪
【タイプ③】もったいない心理が働いてしまう
知育おもちゃ等、赤ちゃんのおもちゃは決して安いものばかりではない為、どうしても捨てる事をためらってしまうママもいると思います。
この場合は、まず捨てるという選択よりも出来る限り売る、という選択をすることをオススメします。
実は、コロナの巣ごもり需要で2020年のゲームやおもちゃの売上高が、前年と比べて2桁も増しているというデータがあります。
引用:家電Biz
現在は、ネットオークションやフリマアプリで、簡単に個人で販売出来る時代です。また、リサイクルショップなども増えているため、需要があるなら使わない手はないでしょう。
しかし、売る作業は手間がかかるため、闇雲に売れないものも一緒にしてしまうのは二度手間になってしまいます。
売れるか売れないかの基準も知っておく方が、手間も減るので知っておきましょう。
では早速、売れやすいおもちゃと売れづらいおもちゃを、それぞれ具体的に確認してみます♪
木製の知育玩具
ブロックやパズル系のおもちゃ
キャラクターもの、ブランドもの(トミカやプラレール等)
絵本、教材の本(こどもちゃれんじ等)
付録のおもちゃ(ハッピーセット等)
ガチャガチャシリーズもののおもちゃ
小物のおもちゃ(バッジ、キーホルダー等)
売れづらいおもちゃを知っておくことは、価値がなくなっている事実も分かるため、「もったいない」と感じる気持ちから抜け出しやすくなります。
もちろん、売る時の注意点もあるので確認してくださいね。
- 事前に動作確認が必要なものは、きちんとしておく
- 付属品やパーツが揃っているか、確認をしておく
売る時の最低限の注意点は、事前に確認をしてから作業を始めましょう。
売れなかったものは、処分費用がかからないように、捨てるという選択をするママもいます。寄付したり、身近に必要としている人にあげたりしてもいいと思います。
捨てられないを克服!! 赤ちゃんのおもちゃを捨てるタイミングは??
赤ちゃんのおもちゃを捨てるタイミングが分からない場合はまず、定期的に機会が訪れて、目に見えて分かりやすい基準を定めましょう!!
実際に、タイミングが決まれば楽に処分しやすくなるのに、と感じているママは多いです。
親になって苦節8年、やっと子供の服の処分、買い足し、衣替えのタイミングに慣れてきましたが、おもちゃの処分と整理のタイミングはわかりません。誰が使うんだよ、オーボール…。 pic.twitter.com/GUk5KEf7mH
— 耳たぶ吸ってたも〜れ (@shishmaref) October 27, 2019
自身の捨てられない原因に合わせた処分方法と、プラスアルファで家庭内である程度のルールや基準を定める事をオススメします。
そうする事で、今後おもちゃが増えてしまうことも防げますし、行動に移し易くなります!!
では、具体的なオススメのタイミングはいつでしょうか??
- おもちゃが破損や汚損した時
- 新しいおもちゃが増えた時
- 年齢が変わるなどの区切りの時
この3つは、定期的に起こりやすいもの、または今後おもちゃが目に見えて増える可能性があるタイミングです。
いつ起こるか分からないようなものを基準にしてしまうと、肝心の処分のタイミングがいつまで経っても訪れません。
「いつか使うかも」という考えは無くして、タイミングを決めて基準を明確にした上で、しっかり行動に移しましょう!!
【赤ちゃんのおもちゃを処分する方法4選】色んなパターンを把握して捨てられないを無くそう!!
処分方法に迷うママも多くいるのではないでしょうか??一言で処分と言っても、方法は複数あるので確認してみましょう!!
処分方法は大きく分けて、捨てる、売る、寄付する、あげるの4つあります。
実際、個人や各家庭での状況は異なるため、自分たちに合った処分方法を検討しましょう。
- 自治体でゴミとして出す
- 中古品として売る
- 施設や支援団体に寄付する
- 身近な知人にあげたり、交流会に参加したりする
4つとも全く異なったアプローチ方法ですが、処分する際は必ずこの4つのうちの1つに当てはまるので、頭に入れておきましょう。
具体的な処分方法を細かく見る事で、どんな状況でも対応出来るようになるので、是非確認してみてください♪
①自治体でゴミとして出す
処分方法の割合として一番多いのは、自治体へゴミとして出す方法です。ゴミとして処分する場合は、自治体のルールをきちんと確認し、きちんと分別してから出しましょう!!
さっと片付いて簡単な反面、大きな粗大ゴミとしての扱いになった場合などは、費用がかかってしまいます。かかる費用は、もちろん大きさによって変わりますので、各自治体毎での確認が必要となります。
それでは粗大ゴミとなる対象と、費用の目安を見てみましょう。
対象:1辺の長さが30センチ以上のおもちゃなど
費用:約300円〜400円程度(※大きさによって異なる)
ジャングルジムなどの大型のおもちゃは、粗大ゴミになる可能性が高いです。しかし分解できて大きさ内に収まれば、分別で対応出来るので、確認しておくのがベターです。
料金が発生してしまう可能性があるということを理解していれば、処分方法を決定する基準にもなるので、抑えておきましょう!!
またゴミとして処分する場合は、分別で悩むママが多くいます。こちらも自治体で異なるため、確認が必要となります。
では、事前におもちゃをゴミとして出す場合の分別の目安を確認してみましょう。
木材・紙製品:積み木・知育おもちゃなど
布製品:ぬいぐるみなど
プラスティック製品:ブロックなど(自治体によって不燃ゴミ)
電池入り・金属製品:ゲームなど
不燃ゴミは電池で動くタイプのおもちゃが対象となっていますが、電池を抜かずに処分するのはNGです!!
そのまま処分すると発煙や発火の原因となるため、必ずきちんと電池を抜いているかを確認してから、処分しなくてはいけません。
自治体でのゴミの処分は、マナーを守ることが大切になるので、ルールを守ってきちんと処分しましょう。
②中古品として売る
中古品として売るのも処分方法の一つなので、検討してみるのも良いでしょう。
もしおもちゃを売って処分する場合は、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です!!
今はフリマアプリや買取サービスなど沢山あって便利ですが、それぞれ特徴が全く違う為、慎重に選ぶことが大切です。
またかかる手間も異なるので、それぞれの家庭のライフスタイルに合わせて、分けてサービス利用をするのもいいですね♪
では、不用品の出品や買取サービスの中で、どんなものを利用している人が多いのでしょうか??
【不用品の出品・買取で利用するものは?】
引用:Woman Style
では、上位の3つのサービスを比較してみましょう!!
1位、2位はそれぞれ査定してもらい、買取をしてもらうパターンです。そして3位は自身で値段を決め販売するパターンで、主に大きく分けて2つのパターンになります。
- 手間がかからず、すぐに現金化出来る
- 価値があるものでも、買取価格が低くなる可能性がある
- 自分自身で商品価格を決めて、自由に販売出来る
- 梱包や配送の手間や、売れない可能性がある
単純に、引き取ってもらえたらそれで良いと考えるママには、手間もかからない査定買取がオススメです。
また、査定買取もフリマ販売もどちらもリサイクルとなるので、ゴミとして処分するよりも環境にも優しい点が良いですよね♪
③施設や支援団体に寄付する
リサイクルとして処分する他に、寄付を検討するママもいますよね。寄付の方法によっては、処分に費用がかかる場合があります。
寄付を受け付けているかや、費用がかかるか等、しっかりとした事前準備や確認を怠らないようにしましょう!!
それぞれの場所によって、当然寄付方法や内容が異なります。
特に、費用がかからないと思って寄付を選択した人は、送料など発生して後悔する可能性がありますので気をつけましょう。
それでは、具体的にそれぞれ見ていきましょう。
施設に寄付する場合
施設に持ち込む場合は、無料で寄付が出来るので、費用をかけたくない人にはぴったりです。持ち込みになるので、自宅から遠くない距離に対応可能な施設があるかを、事前に確認しておきましょう。
保育園
児童施設
養護施設
実際に、近くにこのような施設は多くあるので、距離的な心配が少なくて済むと思います。
幼稚園で必要としているおもちゃは、赤ちゃん用では対象年齢が合わない可能性が高いので、保育園での寄付を考えた方が良いでしょう。
またおもちゃの状態や種類によっては、多くの施設で受け付けられないものも多くあるようなので、注意が必要です。
事前に、問い合わせして確認をしておくことが必須となるので、理解しておきましょう。
では具体的に、問い合わせしておいた方が良い基本的な内容を挙げておきます。
- 持ち込みのおもちゃは、寄付の対象なのか
- おもちゃの状態を伝えて、寄付を受け付けてもらえるのか
- 持ち込みは可能なのか
- 寄付の対応可能日時はいつなのか
以上の内容を事前に確認しておけば、スムーズに寄付に対応してもらえるでしょう。決して、いきなり持ち込んだりはしないようにしましょうね。
支援団体に寄付する場合
支援団体への寄付の場合は、送料や募金など費用が発生する可能性があります。
あくまで、寄付自体は貢献したいという気持ちが第一前提にあると考えるため、その面は理解した上で利用しましょう。
しかし、「○○に貢献したい」というような具体的に、どこに貢献したいという目的があるママにはぴったりだと思います。
団体毎の支援内容を確認して、自分の要望と合うような支援団体を選んでいきましょう。
ここでは有名な、おもちゃのNPO支援団体3つを紹介します。
【有名なNPOの支援団体3つ】
支援団体名 | 寄付先 |
国際子供友好協会 | 発展途上国への支援 |
おもちゃバンク | 母子(父子)家庭、生活保護世帯、児童施設への支援 |
セカンドライフ | 国内・海外どちらにも幅広く支援 |
支援団体に寄付する方法もあるということを知っておくと、色々な選択肢が広がって良いですよね♪
④身近な知人にあげたり、交流会に参加したりする
親戚や知り合い、ママ友などでおもちゃをあげられる環境があれば、一番簡単な方法なので選択するのも良いでしょう。
この場合は、色々な人とコミュニケーションをとったり、自治体の情報も併せて確認してみたりしましょう。
やはり子育てにはお金がかかるので、おもちゃも安く手に入れたい、と思っているママも多いです。ママ友の中でも下の子がいる場合は、赤ちゃんのおもちゃをもらえるだけでとても喜ぶ人もいるので、確認してみましょう♪
このように実際には、あげる人がいなくて困っているママが多いのも現状です。
そのような場合には、自治体で子供用品の交換会が開催されているか、確認してみましょう!!
細かな内容はそれぞれのイベント毎で異なりますが、不要なものを持ち込んで、今の年齢に必要なものと交換できる会です。
近くで開催されるか確認してみて、興味があれば一度参加してみてはいかがでしょうか??
まとめ
ここまで、赤ちゃんのおもちゃを処分する前に、捨てられない理由からアプローチすることが大切だということを伝えてきました。では、捨てられない3つの理由とタイプ別の処分術を振り返ってみましょう!!
- 目につかない所に移動する
- 子供自身が、処分したくなる声かけをする
- 大切なものを1つだけ残す
- 売れるおもちゃは、売るようにする
いかがでしたか?
おもちゃをスッキリさせることで、ママも子供も今必要なものに囲まれた生活を送ることが出来ます!!
思い出はしっかりママの心に残しながら、上手に処分して、家族みんながスッキリと過ごせる環境づくりを目指してみてくださいね♪