育児の悩み

【ママが安心できる3つの対策法】赤ちゃんのイタズラはいつまで?

ママ
ママ
赤ちゃんのイタズラが心配で、ずっと見張ってなきゃいけなくて疲れるわ。

 

赤ちゃんの行動範囲が増えるにつれて、色んなイタズラをするようになります。やられたー!と何度も悲鳴をあげたママも多いのではないでしょうか。

 

その中でも、1番の不安は赤ちゃんの安全面ですよね。危険なイタズラをしていないか心配で、目が離せなくて家事も進みません。

 

そんなあなたに、赤ちゃんを危険なイタズラから遠ざける方法を教えます。対策をきちんとすればずっと見張る苦労から解放されますよ。

 

そのために、この記事では

  • 赤ちゃんのイタズラはいつまで続くのか
  • 赤ちゃんがイタズラする理由
  • 赤ちゃんのイタズラを対策する方法

を説明します。

赤ちゃんの安全を確保して、ママのリフレッシュタイムや家事を進める時間がとれるようにしましょうね。

 

【対策する前に知っておこう】赤ちゃんのイタズラはいつまで?どうしてイタズラするの?

対策をする前に、赤ちゃんがイタズラする理由と期間を知っておけば、ママはイタズラを大きな心で見守れますよ。

 

赤ちゃんがイタズラをする理由や期間を知らないと

どうしてイタズラするのか理解できないから、とにかくやめてほしい。

イタズラがいつまで続くのか分からなくて辛い。

と感じてしまいますよね。

 

そんな方は、ここで赤ちゃんがイタズラする期間と理由を知っておきましょう。赤ちゃんのイタズラに悩んでいるママの心が軽くなりますよ。

赤ちゃんがイタズラするのはいつまで?

赤ちゃんのイタズラは、1歳~1歳半頃までです。

しかし、子供によっては2歳、3歳になってもイタズラをしている子も少なくありません。

 

私
私は2歳の子供を育てていますが、2歳10ヶ月の今もイタズラしますよ。
ママ
ママ
そんなに長い期間されたら大変だわ。

 

安心してください。大きくなれば言葉が分かってくるので、注意をすればきちんとやめてくれますよ。それに、大きくなるとイタズラの意味合いも変わってきて、ママにかまってほしいからや、注目を浴びたいからという理由がほとんどです。

 

大きな違いは、赤ちゃんはイタズラをしている感覚はないですが、大きくなるとイタズラと自覚しておこなう事です。その場合は、きちんと話し合ったり、代替案を出したりして解決する事ができますよ。

 

つまり、赤ちゃんのイタズラと呼べるのは、「ダメ」が理解できるようになる1歳~1歳半頃までといえるでしょう。

赤ちゃんがイタズラする理由

ママ
ママ
赤ちゃんに悪意がない事は分かるんだけど、どうして困らせるようなイタズラをするのかな。

実は赤ちゃんのイタズラは、赤ちゃんの学習のために必要な行為なのです。

 

例えば、赤ちゃんがティッシュを大量に出すイタズラをしたとします。さて、赤ちゃんはどうしてティッシュを出してしまったのでしょうか。

  1. ママを困らせたい
  2. 家計を圧迫したい
  3. ティッシュに興味があった

正解は③です。

赤ちゃんは、単純にティッシュという物がどのような物なのかを知るためにティッシュを出す実験をしただけなのですよ。

つまり、赤ちゃんのイタズラは知りたいという気持ちの表れといえます。

 

そうして様々な実験を繰り返して、赤ちゃんはたくさんの検証結果を手に入れて学習していきます

私
イタズラされても、今実験してるんだなぁと思うと、赤ちゃんのイタズラにも寛容になれますね。

 

さらに、自分のしたいイタズラがたくさんできれば自発性が育ち、自己肯定感にも影響します。

なので、赤ちゃんの頃のイタズラは、安全が守れていれば思う存分させてあげた方が成長に良い影響がありますよ。

実際に赤ちゃんがするイタズラには、どのようなものがあるのか紹介しますね。

赤ちゃんのイタズラ体験談

Twitterに投稿されていた赤ちゃんのイタズラを見て、どういう理由でイタズラしたのかを考えてみましょう。赤ちゃんの気持ちをより知ることができますよ。

 

赤ちゃんは、オムツがどのような肌触りか、どれくらいの重さなのかを知りたかったようです。身近なものママがよく使っているものほど、興味がわきますね。

 

赤ちゃんが何でも口に入れてしまうのは、赤ちゃんは口で色々な情報を知れるからです。なので、興味があるものは口に入れて確かめています。

 

赤ちゃんは、上にあるものを落とすのが大好きですね。落としたら落ちるというのは、赤ちゃんからしたら新鮮で楽しいのです。

 重力を楽しんで学んでいるのですね。

 

いつまでも不安にならないで!赤ちゃんを危険から守るイタズラ対策法やグッズ紹介

ママ
ママ
赤ちゃんの成長のためにもイタズラは止めたくないけど、危ない目に合わせたくもないしどうしよう。

家の中を赤ちゃんにとって安全な環境にする事で、赤ちゃんに安心してイタズラさせられますよ。

 

ここでは、どのように安全な環境を作ればよいのか

  • 危険なものは高い位置に置く
  • コンセント周りに気を付ける
  • 引き出しは開けられないようにする

の3つを説明しますね。イタズラ対策グッズも一緒に紹介するので、赤ちゃんの安全を守るためにも、ぜひ参考にしてください。

危険なものは高い位置に置く

イタズラ盛りの赤ちゃんは、何でも興味を持ち、触ったり口に入れたりします。そのため、赤ちゃんが触ってケガするものや、誤飲の危険があるものは手の届かない高さに置くようにする事が重要です。

 

このような物は、赤ちゃんの手が届く位置に置かないように気を付けましょう。

  • 口径39mm以下のもの
  • タバコ
  • 刃物
  • ポット、アイロン、炊飯器
  • ビニール袋

口径39mm以下のものは、赤ちゃんの口に入ってしまう可能性があるものです。トイレットペーパーの芯を通る大きさのものは危険だと覚えておきましょう。

手の届かない位置とは、1歳で90cmが目安です。

ママ
ママ
そんなに高い位置がないんだけど。

という方は、壁に貼り付けられる家具や、突っ張り棒を工夫して置き場所を作るといいですよ。

 

私
私は、カラーボックスを購入して、触って欲しくないものは上の段に置いていました。

高い位置に置き場所を作れる便利なグッズを紹介しますね。

TIFF ウォールシェルフ 3台セット

プッシュピンで簡単に取り付けができる、壁に貼り付けられる棚です。

国産の木材を使用しており、丁寧に面取りや研磨をおこなっています

 

赤ちゃんが届かない高さに設置すれば、安全でママにとっては便利な棚になりますよ。赤ちゃんが大きくなってからも、見た目がおしゃれなのでお花やインテリア雑貨を飾って楽しめそうですね。

平安伸銅工業 突っ張り棚 強力タイプ

突っ張り棒でどこでも棚を作れます

ネジや釘を使わないので、壁に穴を開けられない賃貸に住んでいる方におすすめです。

 

強力タイプなので、50kgまで乗せられて便利ですよ。

コンセント周りに気を付ける

コンセントや電気コードはまとめて隠す、カバーを付けるなどの対策をしましょう。

 

赤ちゃんは、コンセントや電気コードが大好きですよね。

私
私もスマホの充電器をひたすら舐められ、20本以上は買い替えましたよ(汗)

 

コンセントの穴になにか入れようとする、電気コードをかじる、引っ張る、口に入れるなどのイタズラをするため、感電してしまう恐れがあります。そのため、対策をしておく必要があるのです。

 

まず、あまり使わないコードはまとめて赤ちゃんが触れない位置に保管しましょう。ずっと全てのコードを差しっぱなしだという方も多いと思います。

この際に、一度整頓してみましょうね。

私
こまめにコードを抜く事で、電気代節約にもなりますよ。

 

よく使うコードは、ひとつに収納するといいですよ。おしゃれなコンセントボックスもありますし、赤ちゃんに安全で部屋もすっきりするので一石二鳥ですね。

 

コンセントは穴が開いたままだと危険なので、穴を隠してくれるグッズを使いましょう。

  • 使っていないコンセントは穴をふさぐタイプ
  • 使っているコンセントは全体を覆うタイプ

と使いわけるといいですよ。

 

では、コンセントや電気コードから赤ちゃんを守るためのグッズを紹介します。

 bluelounge ケーブルボックス スリム

電源タップを丸ごと収納できるケーブルボックスです。

角が丸くなっているので、赤ちゃんが触ってもケガしなくて安心ですね。

 

電源タップを360度覆っているので、赤ちゃんのイタズラから守ってくれます。いちいちコードを抜くのが面倒な方におすすめですよ。

Fornaer コンセントカバー

コンセントの差込口をふさいでくれます

赤ちゃんのコンセントの穴へのイタズラから守ってくれます。家のコンセントのサイズと合っているか確認してから購入しましょう。

 

シンプルなデザインなので、赤ちゃんに興味を持たれにくいですよ。

山崎実業 コンセントガード ウッディ

引用:Amazon

コンセントを差したまま開閉できるコンセントカバーです。

 

カバーさえしておけば、コンセントの穴だけではなく、差しているコードの抜き差しのイタズラもふせぐ事ができます。

赤ちゃんには開けにくい設計になっているので、安心ですね。

引き出しは開けられないようにする

開けられたくない引き出しは、チャイルドロックで開かないようにしておきましょう。

 

好奇心旺盛な赤ちゃんは、引き出しの中のものを出してみたくて仕方ありません。

赤ちゃんにはまだ開けられないだろうと油断していたら危ないですよ。赤ちゃんは意外と力があるので、突然引き出しを開けられるようになります。

 

引き出しを開けるイタズラは、誤飲、指をはさむ、ケガをするなどの事故につながる可能性があるので気をつけなければいけません。

私
子供が台所の包丁を入れている収納を、勝手に開けていた時は叫びました。

 

そのために、引き出しを開けられないようにしてくれる、チャイルドロックをつけておきましょう。

おすすめのチャイルドロックを紹介しますね。

HUGmeee チャイルドロック

貼るだけで簡単に取り付けられるチャイルドロックです。

ダイヤルを回して両サイドのボタンを押すと解除できます。大人には簡単ですが、赤ちゃんには開けられないので安心ですよ。

 

長さが調節できるので、幅広い扉に使えます。

マグネットロック

磁石をかざしてロックを解除するチャイルドロックです。

引き出しを閉めると自動でロックがかかるため、赤ちゃんに開けられる心配がありません。

 

絶対に開けられたくない引き出しに使うといいですね。

 

赤ちゃんが危険なイタズラをいつまでもやめない時は正しく叱って対策しよう!

赤ちゃんのイタズラ対策をいくつか紹介しましたが、どんなに対策をしても思わぬところで危険なイタズラをしてしまう事もあります。

ママ
ママ
赤ちゃんが危ないイタズラをしていたから、注意しているのに全然やめてくれないの。

 

そんな時には、赤ちゃんが理解できるようにダメだと伝えましょう

 

赤ちゃんを守りたいという親心からついつい怒鳴ってしまいがちですが、それは逆効果です。なぜ怒られたのか分からないまま、赤ちゃんは恐怖や不安を感じてしまいますよ。

 

では、どのようにすれば赤ちゃんに分かってもらえるのか説明しますね。

赤ちゃんが理解できる言葉で伝える

赤ちゃんを叱る時には、その場で分かりやすいように短い言葉で伝えましょう。

 

赤ちゃんが危険なイタズラをしてから時間が経つと、叱っても赤ちゃんは何の事か分かりません。イタズラをしたらすぐに叱る事が大切です。

 

また、赤ちゃんはまだ言葉をあまり理解できていないので、長くダラダラと説教しても理解できませんよね。赤ちゃんに分かりやすい擬音語を使って、短く伝えるといいですよ。

 

例えば

  • ポットはアチアチだから触っちゃだめ。
  • ハサミに触ったらイタタになるからだめ。

などのように伝えると分かりやすいですね。

ただし、感情的にならないように気を付けましょうね。

 

すぐには理解できませんが、何度も伝えればだんだんと分かってきますよ。

赤ちゃんの目を見て伝える

赤ちゃんが危険なイタズラをした時には、ママの本気度が伝わるように叱りましょう。

 

そのためには、赤ちゃんの目をしっかりと見る事が大切です。表情もいつものニコニコしたママではなく、真剣な表情で伝えましょう。

 

実は赤ちゃんは、言葉が分からなくても空気を読むのは得意ですよ。相手と共感する力に影響しているミラーニューロンは1歳までに急速に発達するからです。

こちらは、ミラーニューロンについて説明しています。

 

ミラーニューロンは生後12ヶ月までに発達する神経システムで、平たくいえば「モノマネ細胞」のこと。

ミラーニューロンは共感する能力、思いやり能力と関係しているわけですが、
私たち大人でいえば、『空気を読む力』『モテる能力』になります。
人間を形成する力、人格ともいえるでしょう。

引用:院長の悠々ブログ

 

赤ちゃんの時点で空気を読む力を持っているのは凄いですよね。ママが悲しんでいたりイライラしていたりすると、赤ちゃんが泣くのはこの力が働くためです。

つまり、赤ちゃんでもママが目を合わせて真剣に話していると、大事な話をされているときちんと理解できますよ。

 

【まとめ】赤ちゃんのイタズラはいつまでも続かない!安全対策をして成長を見守ろう!

赤ちゃんのイタズラは、赤ちゃんが学習するために必要な事です。なので、むやみに止めずにどんどんさせてあげてくださいね。

 

ただし、赤ちゃんの命にかかわるような危険なイタズラは、きちんと対策する必要がありますよ。では、どのように対策すればよいのか、振り返ってみましょう。

 

赤ちゃんのイタズラの対策法
  • 危険なものは高い位置に置く
  • コンセント周りに気を付ける
  • 引き出しは開けられないようにする

 

赤ちゃんのイタズラは、可愛くて思わず笑ってしまうものもたくさんありますよね。時にはイタズラを通して成長を感じられる事もあるでしょう。

赤ちゃんが安全にイタズラできる環境を整えて、笑顔で見守っていきましょうね。