結論から言うと、赤ちゃんにスリーパーが必要なのかは人によって変わってきますよ。
赤ちゃんが産まれると、今まで知らなかった育児グッズがたくさんある事に気付きますよね。そんな中、どれが必要でどれがいらないかって、プレママには特に判断が難しいと思います。
スリーパーもその1つで、便利そうなのは分かりますが、いらなかったという人の声を知ってしまうと不安になってしまいますよね。
そんな悩めるママ、パパのためにこの記事では、スリーパーはどんな人が必要でどんな人が不必要なのかを説明します。
この記事を読めば、スリーパーがあなたにとって必要かを判断できるようになり、無駄な買い物をしなくてすむようになりますよ。
Contents
いる?いらない?スリーパーが赤ちゃんに必要なのかは人によって違うってどういう事?
必要なのか不必要なのかを知りたいのに、人によって違うと言われると、結局どっちなの?と思ってしまいますよね。
スリーパーは、その人の生活環境や考え方で、必要な人と不必要な人に分かれるアイテムです。
実は、必要か不必要かを言い切れるものって、世の中にそんなにないんですよね。
例を挙げます。
赤ちゃんに使うスタイを考えてみましょう。よだれが気になる人にとっては絶対にいるものですが、全く気にならない人にとっては、むしろ邪魔くさいと感じてしまいますよね。
哺乳瓶で考えてみると、ミルクを飲ませている家庭には必要ですが、完全母乳を心掛けていて母乳がたくさん出る家庭には、むしろ哺乳瓶を使わない方がいいと言われています。
このように、育児のどこを重要視するか、どのような環境かによって、必要・不必要は変わってくるのですよ。スリーパーも、その1つです。
Aさんがおすすめしてきたからと、あなたにとっても便利とは言い切れません。逆に、Bさんが悪く言っていたからといって、あなたにとっても悪いものかは分かりませんね。
人の意見に流されずに、スリーパーの長所や短所をよく知って、自分にとってはどうなのかを判断するようにしましょう。
では、どのように判断すればよいかを、次でくわしく説明しますね。
長所と短所からスリーパーが必要かどうかを判断する方法
これからスリーパーが必要な人・不必要な人の特徴を説明していきます。
でも必要な人と不必要な人の両方の特徴に当てはまっている人は多いと思います。
大事な赤ちゃんへの心配事はつきませんから当然ですよね。
そういう場合は、どちらの思いが強いかで決めましょう。
例えば、寝冷えへの心配とあせもへの心配を天秤にかけてみてください。どちらの方に傾きましたか?もし、寝冷えの方に傾いたなら必要、あせもの方に傾いたなら不必要という事です。
自分の中の思いで、一番強いものがどれか考えながらそれぞれの特徴を読むことで、スリーパーが必要かどうかを最終的に判断してくださいね。
【赤ちゃんにスリーパーが必要な人はこんな人】いらない意見に惑わされないで
スリーパーは、オムツのように必ずしも使わなくてはいけないものではありません。しかし、人によってはママ・パパが安心するためになくてはならないアイテムといえます。
まずは、必要な人がどのような人かを知るために、スリーパーの良い所を知っておきましょう。
赤ちゃんにスリーパーを着せると、このようなメリットがあります。
では、メリットをふまえて、スリーパーがどのような人に必要なのかを説明しますね。
赤ちゃんの寝冷えが心配な人
赤ちゃんが布団から出てしまっても、風邪をひかせたくない方にはスリーパーが必要ですよ。
スリーパーは、寝相が悪い赤ちゃんの寒さを防いでママを安心させてくれるからです。
赤ちゃんって、驚くほど寝相が悪いですよね。
布団をかけ直してもかけ直しても、キリがなくて困っているママ、パパは多いと思います。
かといって、寝冷えで風邪をひかないか心配で、ゆっくり眠れませんよね。
だけど、スリーパーを使えば安心です。
スリーパーを着ていれば、赤ちゃんがどんなに動き回ってもずっと暖かい布で包んでくれます。
そのため、赤ちゃんが寝冷えで風邪をひいてしまうリスクが下がり、ママやパパも安心して眠れますよ。特に、油断しやすい夏にもスリーパーは活躍します。
詳しく説明しますね。
クーラーの使用時は特に注意しよう
暑い夏でも快適に眠れるように、クーラーをつけて寝たい方にもスリーパーは役立ちます。
確かに、暑い中で厚着をさせてしまうと、寝苦しかったり脱水症状になったりする危険性があるため、スリーパーは使わない方が良いでしょう。
しかし、それはクーラーを使わない場合です。
クーラーをつけたまま布団をかけずに寝てしまうと、赤ちゃんの体はどんどん冷えてしまいます。そうすると、赤ちゃんが風邪をひいてしまう原因になるのです。
こちらは、赤ちゃんが体温調節できる幅を表しています。
大人と比べて、赤ちゃんは温度の変化に適応しにくい事が分かりますね。
そのため、大人には調度よい温度が、赤ちゃんにとっては寒すぎると感じてしまうのです。
ちなみに、赤ちゃんに快適なクーラーの温度は26度~28度といわれています。
大人には少し暑いと感じる方が多いのではないでしょうか。
しかし、スリーパーを着せれば、クーラーで体温を奪われるのを防いでくれますよ。
そのため、暑い夏でも大人と赤ちゃんが快適に眠るためにはスリーパーが必要といえますよ。
SIDSのリスクを下げたい人
寝ている間のSIDSのリスクを少しでも下げたい方に、スリーパーは必要です。
スリーパーは寒さだけではなく、寝ている間に赤ちゃんがSIDSになる事を防いでくれますよ。
SIDSは、赤ちゃんが寝ている時に発症する事が多く、平成30年の調査では乳幼児の死亡原因の第4位になっているのです。
健康にみえた赤ちゃんが、何の予兆も無しに亡くなること。
原因は不明で、完全に防ぐ事は難しいといわれています。
しかし、SIDSのリスクを下げる方法の1つとして、医師はこう伝えていますよ。
SIDSのリスクを下げる寝室環境チェックポイント
スリーパーなどの寝具は、毛布と比べ、頭部にかぶさったり巻きついたりするリスクを下げつつ、赤ちゃんを暖かく保てるため、望ましい。
引用:東大卒医者ママがみんなに伝えたい赤ちゃんの寝具と突然死の関係
つまり、スリーパーを着せて寝かせれば、赤ちゃんがSIDSになる可能性を下げる事ができるといえます。
旅行や帰省での布団が心配な人
旅行や帰省をした時にも、赤ちゃんに快適な睡眠をとってほしい方にはスリーパーは必要です。
スリーパーは布団と違い、コンパクトなので旅行や帰省などに持ち運びしやすいですよ。
こういう時に困るのが、布団ですよね。
赤ちゃんは、普段と環境が変わると寝れなくなってしまう子も多いです。いつもは夜泣きをしない子も、慣れない布団に不安になり夜泣きの原因にもなります。
かといって、いちいち布団を持っていくのは大変ですよね。
そんな時に、いつも着ているスリーパーがあると便利です。
慣れた肌触りやにおいで、赤ちゃんもリラックスしてぐっすりと眠れますよ。
そのために、日常的にスリーパーを使い、身近なものに感じてもらうといいでしょう。
赤ちゃんが気持ちよく眠るためのスリーパーの選び方は、後で説明しますね。
【赤ちゃんにスリーパーがいらない人はこんな人】無理に買う必要はないかも!?
スリーパーは、使う人によって負担や心配事が増えてしまう場合があります。
スリーパーがあなたにとって必要か判断するために、スリーパーのデメリットを理解し、どんな人がいらないかを知りましょう。
いい所ばかりを見て買ってしまうと、思ったものと違い無駄な買い物をしてしまったと後悔してしまう事になりますよ。
スリーパーのデメリットにはこのようなものがあります。
デメリットを踏まえて、スリーパーはどんな人にとって必要ないのかを説明しますね。
着せるのが面倒だと感じる人
毎日、赤ちゃんにスリーパーを着せる事が手間だと感じる方には、スリーパーはいらないです。
布団はかけるだけですが、スリーパーは毎日着せてあげなくてはいけません。そのため、着せるのが負担だと感じる方も多いと思います。
動き回るようになると洋服を着せるだけでも一苦労なのに、さらにスリーパーまで着せなければいけないと思うと疲れますよね。
なので、忙しい育児の中で、スリーパーを着せるという手間をかけたくない方には向いてないでしょう。
あせもが心配な人
赤ちゃんがあせもになる事が心配な方には、スリーパーは必要ないです。
スリーパーは服の上にさらに着せるため、暑がりの赤ちゃんには暑すぎると感じます。そのため、汗が原因であせもができてしまう可能性があるからです。
こちらは、先輩ママに聞いた赤ちゃんの肌トラブルで、困った経験をグラフ化したものです。
引用:ヒフノコトサイト
あせもで悩んでいるママが多いことが分かりますね。
赤ちゃんは新陳代謝が活発で、大人よりも皮膚に汗がたまりやすい事が原因であせもになりやすいのです。
なので、赤ちゃんのあせもが心配な方には、スリーパーはやめておいた方がいいですよ。
赤ちゃんがイヤイヤ期に入っている人
赤ちゃんがイヤイヤ期真っ只中の場合は、スリーパーは必要ないでしょう。
イヤイヤ期の時期になると、新しいものを受け入れられずに気に入らなくて拒否する場合があるからです。
こちらは、赤ちゃんがスリーパーを嫌がって使えなかった方の声です。
うちの二人の息子は、だめでした^^;と言うのも、着せるタイミングが遅すぎたようです。二人とも1歳近くから試しはじめたためか 泣いていやがってしまい、今ではタンスの肥やしです。
引用:Yahoo!知恵袋
10ヶ月頃になると、自我が強くなるためイヤイヤ期に突入します。この方のお子さんも1歳頃という事なので、ちょうどイヤイヤ期に入っていたのではないでしょうか。
イヤイヤ期になると、オムツ替えすらスムーズにできなくて困ってしまいますよね。
そんななか、素直にスリーパーを着てくれるとは思えません。嫌がる赤ちゃんにスリーパーを着せなくてはいけないと思うと、ママやパパにとってもかなりのストレスになるでしょう。
なので、イヤイヤ期真っ只中の赤ちゃんには、スリーパーは着せない方がいいといえます。
自分が必要な人、いらない人の特徴のどちらにより強く当てはまるかはわかったでしょうか?
これからお話する「スリーパーの選び方」や「スリーパーを使わない対策法」を読めば、片方の不安を解消できるので、安心してくださいね。
【スリーパーが必要な人必見!】いらないと拒否されない赤ちゃんが安心して眠れるための正しい選び方
先ほどもチラッとお話しましたが、赤ちゃんが快適に眠るためのスリーパーを正しく選ぶ必要があります。
正しくないものを選んでしまうと、着れない、嫌がるなどが原因で結局タンスのこやしになってしまうかもしれませんよ。
それでは、選び方ですが、スリーパーには実は様々な種類があるのを知っていますか?
たくさんの種類がある中で、あなたの赤ちゃんや環境にぴったりのものを選ぶ方法を教えます。
- サイズの選び方
- 形の選び方
- 素材の選び方
をそれぞれ説明しますね。
【サイズの選び方】赤ちゃんが動きやすいものを選ぼう
スリーパーは、赤ちゃんの頃だけではなく、大きくなっても長く着せている方が多いです。そのため、赤ちゃんより少し大きめのものにするといいですよ。
しかし、大きすぎると赤ちゃんを危険な状態にしてしまう可能性があります。
例えば、首周りや肩周りが大きすぎると、赤ちゃんの動きでズレてしまい、窒息してしまうかもしれません。
また、肩周りが大きすぎると腕が思うように動かせなかったり、胴周りが大きすぎると寝返りが打ちにくくなったりする場合もあります。
そのため、大は小を兼ねるという考えは捨て、赤ちゃんより少しだけ大きめのものにするように心がけましょう。
【形の選び方】ママの手間が軽くなるものを選ぼう
スリーパーの形は、赤ちゃんの発達によって使いやすい形を選ぶ事が大切です。
オムツも、ねんね期はテープタイプ、寝返りを始めたらパンツタイプに切り替えますよね。
それと同じで、スリーパーも発達に合っていない形のものを買ってしまうと、毎回着せるのに苦労してしまう事になりますよ。
スリーパーの形は3種類あります。
- 横開き
- 前開き
- 2way
それぞれ、適した時期とメリット、デメリットがあるので説明しますね。
横開き
横開きできるスリーパーはまだ起き上がれない赤ちゃんに適しています。
横開きタイプは、体の側面のスナップで止めるしくみになっています。そのため、腕を通さなくてもよいので、寝たままでも簡単に着せれますよ。
それに、赤ちゃんの全身を包み込んでくれるので、冷えやすい足元まで温めてくれますよ。まさに、着る布団ですね。
そのため、歩けるようになってからも使う場合は、赤ちゃんの足がスリーパーのすそから十分に出ている事を確認してから使いましょうね。
前開き
前開きできるスリーパーは、赤ちゃんが大きくなり、おすわりやハイハイをしだす時期に適しています。
体の前のスナップ、またはファスナーで止めるだけなので、赤ちゃんが動き回っていても素早く着せられます
ただし、横開きタイプとは違い腕を通す必要があり、寝ている赤ちゃんを起こしてしまう可能性があります。
起こすのが心配であれば、寝てしまう前に着せるか、寝ている時にそっと着せられる横開きタイプの方がいいですよ。
2way
2wayのスリーパーは、新生児から大きくなるまで幅広く使えます。
体の前と股の部分の2ヵ所にスナップがついているので、赤ちゃんの成長によって使い分けられますよ。
- まだ起き上がれない時期は股のスナップを開けてドレス型
- ハイハイや歩くようになったら股のスナップを止めてズボン型
という風に使い分ける事で、長い期間愛用する事ができます。
ズボン型にすれば、赤ちゃんが動き回っても邪魔にならず、寝ている時にめくれあがって足が冷えてしまうのを防いでくれますよ。
しかし、ロンパースで経験されているとおり、股のスナップまで毎回止めるのは大変です。
なので、無理にズボン型にこだわらずに、使いやすい形で使っていきましょうね。
【素材の選び方】赤ちゃんが不快に感じないものを選ぼう
スリーパーの素材は、室温に合わせて変えるようにしましょう。
スリーパーの素材がなにかで、赤ちゃんが感じる温度は全く違ってきます。例えば、暑い日に毛布でくるまれたら、地獄ですよね。
先ほど説明したとおり、赤ちゃんは体温調節が上手ではないので、着るもので調節してあげる必要があるのです。
布団を季節によって変えるように、スリーパーの素材も室温に適しているかどうかで変えるようにする事が大切ですよ。
では、どのように使い分ければよいのか説明します。
ガーゼ・パイル
ガーゼやパイルのスリーパーは、室温が暑い時に向いています。
暑い時は、とにかく汗が気になりますよね。
ガーゼやパイルは通気性や吸水性に優れているため、赤ちゃんがあせもになりにくく快適に眠る事ができますよ。
それぞれの特徴を説明しますね。
- 目が粗いので透け感がある。
- 乾くのが早い。
- 柔らかい肌触りをしている。
- 小さな輪が並んでおり弾力性がある。
- 厚みがあるので吸水性が高い。
- ふわふわな肌触りをしている。
つまり、通気性・速乾性が高いのはガーゼ、吸水性が高いのはパイルです。
どちらが良いという事はないので、好みで選んでくださいね。
しかし、ガーゼのスリーパーを選ぶ時に、知っておいた方がいい事があります。
ガーゼのスリーパーは生地の厚みに種類があり、1重ガーゼ~6重ガーゼまであります。数字が大きくなるほど、保温性は高まりますが赤ちゃんが暑いと感じてしまう可能性は高くなりますよ。
なので、クーラーをガンガンかけるという家庭では厚めのものを、そうではない家庭では薄めのものにするといいですね。
ダウン・フリース
ダウン、フリースのスリーパーは、室温が寒い時に向いています。
ダウンやフリースは保温性が高いため、赤ちゃんをしっかりと寒さから守ってくれますよ。
ダウンとフリースも違いがありますよ。それぞれ特徴を説明しますね。
- 保温性が高い。
- 軽くて持ち運びしやすい。
- 速乾性が高い。
- 伸縮性がある。
- 肌触りが良い。
- 手入れがしやすい。
つまり、温かさではダウン、汗をすぐに乾かしてくれるのはフリースです。
ダウンは汗を発散させる性能が低めなので、汗が気になる赤ちゃんにはフリースの方がよいですね。
ただし、フリースやダウンは化学繊維です。肌が弱い赤ちゃんは肌荒れの原因になってしまう危険性があります。
肌が弱い赤ちゃんは、化学繊維をあまり使っていない綿素材を使うようにしましょう。
【いらない人も諦めないで!】スリーパーを使わずに赤ちゃんを寝冷えや事故から守る方法
スリーパーが必要でも不必要でも、赤ちゃんを守りたいという気持ちは同じですよね。
安心してください。スリーパーを使わなくても、赤ちゃんを寝冷えや事故から守る方法はありますよ。
その方法とは、このようなものです。
- 腹巻付きズボンをはかせる
- 汗取りパットを使う
- 安全な環境で寝かせる
くわしく説明しますね。
腹巻付きズボンをはかせる
腹巻付きズボンを着せれば、スリーパーに比べて嫌がられずに寝冷え対策ができます。
寝冷えで一番大切なのは、お腹が冷えないようにする事ですよ。
お腹が冷えると免疫力が低下し、風邪や下痢などの症状がでやすいからです。
腹巻付きズボンをはかせれば、赤ちゃんのお腹が出てしまうのを防げます。
スリーパーと比べて、
- 覆っているのはお腹周りだけなので、赤ちゃんの動きを妨げない。
- 服の上に着せずにパジャマとして着せられる。
という事から、赤ちゃんは嫌がる事なくすんなりと着てくれる可能性は高いでしょう。
ママ・パパもパジャマの上から着せる手間がいらないので、楽ですよ。
汗取りパットを使う
汗取りパットを使えば、赤ちゃんが寝汗で冷えてしまう事を防いでくれます。
赤ちゃんが寝冷えしてしまう原因は、ただ寒いからではなく、赤ちゃんの汗が原因なのです。こちらは、1日で体温がどのように推移しているかを表しています。
引用:元気シニアの呑気日記
朝にかけて、どんどん体温が下がっていってますよね。そんな時に汗をかいていると、余計に体が冷えてしまい、それが寝冷えに繋がるのです。
つまり、赤ちゃんの寝冷えを対策するためには、汗への対処が有効だといえます。
汗取りパットは、赤ちゃんの背中と肌着の間に入れておくだけで汗を吸い取ってくれるので、嫌がられることなく汗による寝冷えを防ぐ事ができますよ。
また、あせも対策にもなるので、あせもが心配な方にもおすすめです。
安全な環境で寝かせる
SIDSのリスクを下げるために、赤ちゃんが安全に寝られる環境を整えるようにしましょう。
就寝中のSIDSは、赤ちゃんが寝ている環境を見直せば、リスクを下げる事ができるからです。
そのために、こちらの3つを守るようにしてください。
寝ている時の事故で一番多いのは窒息です。やわらかい布団だと、赤ちゃんが埋もれてしまう危険性があるため、赤ちゃんは固めの布団で寝かせるようにした方が安全です。
また、周りにクッションや枕などを置いておくと、顔が埋もれて窒息の原因になってしまいます。赤ちゃんが寝ている周りには、何も置かないように徹底しましょう。
特にまだ寝返りができない赤ちゃんは、寝かせる向きも重要になってきます。厚生労働省のHPでは、SIDSのリスクを下げるために、このような事を書いています。
1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう。
SIDSは、うつぶせ、あおむけのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときの方がSIDSの発生率が高いということが研究者の調査からわかっています。
引用:厚生労働省
赤ちゃんを寝かせる時はあおむけで寝かし、うつぶせになっていないか確認をしてあげてくださいね。
【まとめ】赤ちゃんにスリーパーがいる人・いらない人の特徴を知ってあなたにとって必要かを判断しよう!
赤ちゃんにスリーパーが必要かどうかは、使う人の考え方で変わってきます。大切なのは、他人ではなくあなたにとって必要かどうかを判断する事です。
最後に、スリーパーが必要ではない人、必要な人はどのような人かをまとめますね。
- 赤ちゃんを寝冷えから守りたい人
- SIDSのリスクを下げたい人
- 旅行や帰省でも赤ちゃんに安心して寝てほしい人
- スリーパーを着せる手間が面倒な人
- 赤ちゃんのあせもが心配な人
- 赤ちゃんがイヤイヤ期に入っている人
育児グッズはたくさんあるため、何でも買っていたら家計の大きな負担になってしまいます。そのために、自分にとって必要なのかどうかをきちんと判断していかないといけません。
スリーパーもその1つです。本当に大切な事にお金をかけられるように、取捨選択をきちんとしていきましょうね。