旅行といえば忙しい日常から解放され、心も体もリフレッシュできる貴重なチャンスです。
いつも忙しく家事や育児をしているママさんも、旅行中くらいゆっくり休みたいと思いますよね。
旅行の準備をしながら、こんなことで悩んでいませんか?
- 旅行の準備で疲れたな・・・赤ちゃんの離乳食も準備していくの?
- 1日くらい離乳食を休みたいけど、旅行先で用意できるかしら?
先に結論を言いますね。離乳食は旅行先で用意できるので気にしなくて大丈夫です!
旅行に行くなら荷物はできるだけ減らしたいですよね?なら離乳食は現地で用意するのがオススメです。
この記事では、旅行中にゆっくり楽しみたいママのために「旅先で離乳食を用意する方法」と、その中でも普段お疲れのママに「一番オススメな離乳食の準備方法」を詳しく紹介しています。
自分にあった方法を選んで、楽しい家族旅行にしてくださいね。
Contents
【疲れたな、1日だけ休むのはダメ?】ママ必見!旅行先で離乳食を用意する方法

旅行先で離乳食を作るのは難しいです。だからと言って離乳食をお休みしたくはありませんよね?
離乳食はお休みしても大丈夫よね?
離乳食初期の赤ちゃんはそれでも大丈夫です。しかし、旅行中だと母乳を上げる場所も探さないといけませんし、ミルクを作るための道具も別に用意しないといけません。
念のため離乳食を用意する方法も確認しておきましょう。
- 自宅で作った離乳食を冷凍して持って行く
- 市販のベビーフードを買う
- 旅行先のお店で提供してもらう
それぞれ説明していきますね。
自宅で作った離乳食を冷凍して持って行く

旅行先のお店で提供される食事を、赤ちゃんに食べさせることを不安に思うママさんもいると思います。
そんな人は事前に作っておいた離乳食を持っていくとよいでしょう。
- いつもの味付け
- 赤ちゃんに合わせた柔らかい食材
- アレルギー食材は使っていない
自分で作っているので、赤ちゃんの体質や月齢に合わせた内容の離乳食を用意できます。
旅行先でも安心して食べさせることができますね。
そのかわりデメリットもいくつかあります。
- 準備が大変
- 衛生面に問題がある
旅行前は家族全員分の着替えや細々した日用品など、用意するものがたくさんあります。
そのうえ普段の家事や赤ちゃんのお世話もやっていますよね?そんな中、離乳食を準備するのは大変じゃありませんか?
それに衛生面にも問題があります。
冷凍して保冷バッグで持ち運んでも何日ももちません、その日のうちに食べてしまわないと悪くなるので、次の日に持ち越さないようにしましょう。
そのため2~3泊する旅行だと冷凍した離乳食だけ食べさせるのは、衛生面を考えると難しくなります。
市販のベビーフードを買う

旅行先のスーパーやドラッグストアでBF(ベビーフード)を買うのもよいでしょう。
BFは旅行中にはとても便利な離乳食といえます。便利さの理由は手軽に準備ができることです。
普段から家事や育児で忙しいママさんは、旅行前の支度で疲れていませんか?
そんな人こそBFを使ってみましょう。近所のスーパーやドラッグストアで簡単に手に入りますし、事前にネットで注文しておけばわざわざ買い物に行く必要もありません。
食材の種類や柔らかさも豊富にそろっているので、赤ちゃんの年齢に合わせて細かく調整できるのもうれしい点ですね。
旅行先のお店で提供してもらう

普段頑張っているママさんのなかには、旅行のときくらい「離乳食を休みたい」と思う人もいますよね?
そんな人はお店にお願いして離乳食を用意してもらいましょう。
めんどうな調理や片付けを全部やってくれるので、のんびり食事を楽しむことができます。
ただし、お店によっては離乳食を作ってもらえない場合もあるので、事前に電話などで確認しておくと良いでしょう。
その際に、アレルギー食材や味付けなどの細かい点も打ち合わせておく必要がありますね。
少しの手間は必要ですが、赤ちゃんの安全な食事のためにしっかり相談しておきましょう。
【番外編】おやつなどの簡単な離乳食を持って行く

移動などで時間を取られると、いつもの時間に離乳食を食べられないこともあります。
そんな状況に備えて「おやつタイプ」の離乳食をいくつか持って行きましょう。
- バナナ
- 赤ちゃんせんべい
- ヨーグルト
持ち運びしやすく、荷物にならない物を選ぶのがポイント。
移動に時間がかかり赤ちゃんがグズってしまったら、少しだけ食べさせると落ち着いてくれます。
ただし食べすぎには注意が必要です。おやつはあくまでも栄養を補助するためのもので、主食ではありません。
おやつを与える場合、1歳~2歳の子供でも1日あたり100kcal程度が適量です。(バナナ1本で約86kcal)
生活リズムを整えるためにも、おやつは決まった時間に適量を食べさせましょう。
旅行中は疲れたくない!そんなママはBFを使って離乳食を1日休む!

旅行先で用意できる離乳食をいくつか紹介してきましたが、今回一番オススメしたいのはBFです。
BFをオススメする理由は次の3つです。
- 荷物にならない
- 月齢に合わせて選べる
- 外でも簡単に食べられる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
BFをオススメする理由

荷物にならない
旅行では色々と持って行くものが増えてしまいます。理由は使い慣れたものじゃないと嫌な人が多いからです。
しかし、赤ちゃんとの旅行では増えた荷物が邪魔になってしまいます。特に離乳食が必要なほど小さな赤ちゃんがいる場合は、なるべく手を空けておきたいはずです。
そんなママはBFを旅行先で買いましょう!BFを買うことで次の荷物を減らすことができます。
- 離乳食
- 離乳食を入れるタッパー
- フォークやスプーン
- これらを入れるバッグ
荷物が多いと腕も疲れて単純にストレスになります。
せっかくの家族旅行ですから、BFを買って荷物を減らし、スッキリした旅を楽しんでください。
外でも簡単に食べられる
食べこぼしや食べ遊びが気になって、お店で食べさせるのに抵抗があるママさんもいますよね?
周りの目が気になるママさんには、外で食べられるタイプのBFがオススメです!
BFには主に3つの種類があります。
- 瓶やプラスチックの容器に入っているタイプ
- 温めて食べるレトルトパウチ
- お湯でとかすフリーズドライ(粉末やペースト状)
このうち瓶やプラスチックの容器に入っているものは、開けたらそのまま食べられるので、ベンチやスーパーの共用スペースなどで簡単に食べさせることができます。
赤ちゃんのご飯を先にすませれば、お店に気をつかわず大人だけでゆっくり食事をすることができますね。
便利なBFですが注意点もいくつかあります。
1つは、コストの問題。
やはり手作りとくらべて値段が高くなます。ですが、毎日買うわけでなく旅行中だけなので「楽しむための経費」と割り切ってしまいましょう。
2つ目はアレルギーに全て対応していないことです。
7大アレルゲンである(卵・乳製品・小麦・落花生・そば・えび・かに)が表記してある商品を選ぶのは当然ですが、それ以外にアレルギーがある場合は注意が必要です。
赤ちゃんにアレルギー食材が多い場合は、内容をしっかり確認して選んでください。
月齢別オススメのBF
BFには離乳食の進み具合に合わせて色々な種類があります。
種類が多すぎてどんな離乳食を選べばいいか悩んでいるママさんのために、月齢別にオススメの離乳食を紹介します。
離乳食初期なら?
生後5か月~6か月が離乳食初期にあたります。離乳食初期はごっくん期といわれ、消化しやすくアレルギーの出にくい食材を食べさせましょう。
オススメのBFはこちらです。

画像引用:キューピーベビーフード公式
- なめらかで口どけがよく、薄い味付け
- 7大アレルゲン不使用
- 食後は捨てられるので荷物にならない
めんどうな調理もいらず、食べ終わった後にゴミとして捨てられるので助かります。
BFに限らず、旅行中の離乳食で注意してほしいのがアレルギーの問題。
最悪の事態を考えて、病院があいている午前中のうちに離乳食を食べさせるのがベストです。ですが旅行となると休日の場合が多く、病院もお休みしているところが多いです。
離乳食初期の場合、食べ物からとる栄養バランスにこだわる必要はありません。
万が一のことを考えて、母乳やミルクですませ離乳食をお休みすることも考えましょう。
もしも離乳食を食べさせる場合の注意ですが、食べてすぐでなく数時間後にアレルギー反応が出る場合があります。赤ちゃんの様子をよく観察しておきましょう。
離乳食中期なら?
生後7か月~8か月が離乳食中期にあたります。この頃になると口をもぐもぐと動かすようになり、舌で食べ物をすりつぶすようになります。
離乳食初期にくらべ食材も増え、少し固めの物も食べられます。離乳食中期にオススメのBFはこちらです。

画像引用:キューピーベビーフード公式
- 「うらごし」してあるので食べやすい
- 7大アレルゲン不使用
- 色んな食材を使ってある
普段はめんどうな「うらごし」をしてあるのは嬉しいポイントですね。それに1食で色んな食材を食べられるので栄養面も充実しています。
離乳食中期もアレルギーや体調を崩すことを考えて、病院があいている午前中に離乳食をすませましょう。
早くから離乳食に挑戦していたママさんは、赤ちゃんにとって安全な食材がわかっていると思います。その場合、注意は必要ですが、旅行中でもいつもどおり食べさせても大丈夫でしょう。
まだ離乳食に慣れていないママさんは、心配なら1日くらいお休みしても問題ありません。母乳やミルクですませてしまいましょう。
離乳食後期なら?
9か月~11か月くらいを離乳食後期と言います。これくらいの時期になると歯が生えそろう子供も多く、使える食材も多くなります。
離乳食後期になると栄養のほとんどを食事からとれるようにするため、栄養バランスを考えた内容にしなければなりません。
離乳食後期にオススメのBFはこちらです。

画像引用:キューピーベビーフード公式
- そのまま電子レンジで温められる
- 賞味期限が1年近くある
- 栄養バランスが良い
離乳食後期になると母乳やミルクを飲む回数が減り、鉄分が不足しがちになります。そのため赤身の肉や卵、豆類、青魚などを意識して食べさせる必要があります。
紹介したBFには「まぐろの水煮・野菜・米・ぶなしめじ」など栄養バランスを考えた食材を使ってあるので、栄養面もバッチリといえます。
一緒に食事をする楽しさを覚える時期でもあるので、旅行で家族そろって食べられるのは良い機会ですね。
お手拭きシートやエプロンで対策すれば大丈夫ですよ♪
ただし!熱いものは近くに置かないように店員さんにお願いしましょう!赤ちゃんは知らずに触ってやけどしてしまいますからね。
離乳食完了期なら?
1歳~1歳半くらいが離乳食完了期になります。1歳をこえるころには、大人とほぼ同じ物を食べられます。
ただし味付けは薄くする必要があります。離乳食完了期にオススメのBFはこちらです。

画像引用:キューピーベビーフード公式
- 薄味ながらもしっかりとした味付け
- 箱がパペットになる
- ご飯とおかずがワンセット
こちらの商品ご飯とおかずがワンセットになっているので、バランスよく食べさせたい時期にはピッタリのBFになります。そのうえ食べ終わった後の箱がパペット(人形)になるので子供に大人気なんです♪
この時期になると大人の食べ物をあげたりしますよね?食べさせてもいいのですが、まだ嚙む力が弱く硬いものをそのまま飲み込んで喉につまらせることがあります。
BFなら食材を柔らかくしてあるので、喉につまらせる心配もなく安心して食事ができますね。
1歳をすぎてくると、食べながら色々な表情を見せてくれるので、旅の食事がいっそう楽しくなりますね。
旅行に持って行くと便利な離乳食用アイテム

旅行中に離乳食を食べさせるのは、いつもと勝手が違うものです。
旅行先の食事で失敗しないためにも、ママを助けてくれる便利アイテムを紹介します。用意しておくことで、旅行中のママを楽にしてくれるはずです。
使い捨てのエプロン

離乳食の時期だと食べこぼしをすることが多いです。家で食べるときは自分で片付ければいいですが、旅館の食堂やレストランだとお店の人に気を使ってしまいます。
そんなときは使い捨てのエプロンを準備しておくと良いですね。赤ちゃんのオシャレなおでかけ服も汚れずにすみます。
旅行先では洗濯は難しいので、使い捨てのエプロンがオススメです。
手・顔拭き用シート
小さい赤ちゃんの手は、オシャブリしてよだれで汚れています。赤ちゃんはその手でいろんなところを触ってしまいますよね。
自宅なら気になりませんが、旅行先の建物やガラスを汚されると気まずくなりますよね?
そうならない為にも、ウェットタイプのシートを準備して、こまめに汚れをふき取っておくと良いでしょう。
離乳食用のハサミ

大人の食事を取り分けてあげる場合、自宅であれば包丁でみじん切りにして食べさせられますが、旅行先では包丁もまな板もありません。
そのため離乳食用のハサミを持って行くと便利ですね。プラスチック製なので赤ちゃんがケガをする心配もありません。
チェアベルト

旅行先では子供用の椅子がないお店もあります。大人用の椅子に座るとサイズが合わず不安定で危なく、大人はゆっくりご飯を食べられません。
チェアベルトを使えば椅子かママの体に固定でき、落ち着いて食べさせることができます。
旅行中の楽しみの1つである美味しい食事をゆっくり楽しめますね。
【まとめ】旅行中は疲れたら1日休むのが正解!離乳食はBFに頼ろう!

今回は旅行先でママがお休みするため、離乳食を用意する方法を3つ紹介しました。
なかでも特にオススメなのは、BFを旅行先で買うことです。最後にBFの良い点をおさらいしておきましょう。
- 荷物にならないから赤ちゃんのお世話がしやすい
- 月齢に合わせて選べるから迷わなくてよい
- 外でも簡単に食べられるから行動範囲が広がる
BFは旅行中でもスーパーやドラッグストア簡単に購入できて、普段の家事からママを解放してくれるおすすめアイテムです。
せっかくの家族旅行、ママだって1日くらいゆっくり休みたいですよね?
旅先でBFを上手に利用し、家族との思い出を作る時間を作って旅行を楽しんでくださいね。