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産後うつで料理が出来ない!そんな時頼るべきものたちがこれだ!

産後うつ

産後にかかる障害の1つに、産後うつがあります。

産後うつは体がだるくて動くのがおっくうで、出来ることなら何もしたくないですよね。
しかし、赤ちゃんにご飯をあげないといけませんし、自分や家族もご飯を食べなくてはいけません。

 

産後うつで料理が出来ない時、どうすればいい?

そんな時は、既製品を、他の人を頼りましょう。

 

でも頼るといってもどうしていいかわからなくてお困りなら、私と一緒に具体策を見ていきましょう。うつ病を持ちながら出産・育児をしている私が頼っているものばかりですので、きっとあなたにも合ったものが見つかるはずです。

 

料理が出来ない・動けないなどの状態になる「産後うつ」とは何か

まず産後うつとは何か確認しましょう。産後うつとは、一言であらわすならば産後に不安定な精神状態になることです。

下の表で簡単に産後うつについてまとめました。

どんな人がなる? 誰でもなりうる、特に責任感の強い人がなる傾向がある
いつからなる? 早いと産後1ヶ月以内から
なぜなる? 子育てへの不安感、プレッシャーを感じてしまうことなどから
どんな症状? 倦怠感で動けない、泣いてしまう、ネガティブ思考になるなど
治る? 治る期間は人により異なるが、ほとんどの人が改善する
治る方法は? 薬を飲む、環境を変えるなど
悪化すると? 自傷行為や自殺、虐待をするなど
周りはどうすべき? ママに協力する、否定しない、責めないなど

これらは単なる目安です。もし当てはまらなくても、自分は産後うつではないと過信することは危険です。

症状はここに挙げたものだけではありませんので、気になることがあったり産後うつかも?と思ったりしたら、かかりつけ医や精神科・心療内科にご相談ください。

 

産後うつと診断されたら、今は自分を責めず、無理をしないでください。産後うつは決して怠けではありません。

また奥さん・家族が産後うつの方は、理解は出来なくとも、よく話を聞いてあげてください。否定せずに寄り添ってあげてくださいね。

 

産後うつで料理が出来ない時は市販品や宅配サービスなどを利用する

産後うつで料理が出来ないことを情けなく思う必要はありません。自分で作れないのなら、市販の出来合いのものを買ったり、他の人に作ってもらったりしましょう。

産後うつの今、料理を頑張ってしまうとさらに症状が長引き、子供に手を上げるかもしれません。自分の母乳、自分で作ったご飯でなくとも赤ちゃんはしっかり育ちます。

ではここから具体的な方法を見ていきましょう。

 

自分の母乳・料理以外で赤ちゃんを育てる方法

以下にあげるものは赤ちゃん用の、料理をしなくてもよいママお助けアイテムです。またママでなくてもパパ・家族が赤ちゃんにあげることが出来ます。

 

  1. 育児用粉ミルク
  2. ベビーフード
  3. フォローアップミルク
  4. 幼児食

あげる赤ちゃんの月齢とともに紹介しますね。

 

①育児用粉ミルク:新生児から6ヶ月ごろまで

母乳ではなく粉ミルクでも、赤ちゃんは育ちます。料理は出来ても母乳が出ない、というママも多く使っています。

赤ちゃんが粉ミルクを飲んでくれない場合は、温度が熱い、乳首の材質が合わないことなどが考えられますので、色々なメーカーのものを試しましょう。

 

②ベビーフード:6ヶ月ごろから1歳6ヶ月ごろまで

ベビーフードとは、赤ちゃんの離乳を助ける目的で作られている加工食品のことを指します。

離乳食と同じ期間、赤ちゃんにあげましょう。お湯でとく粉末、フリーズドライタイプと、開封してすぐ食べさせられるウェット、レトルトパウチタイプとに大別されます。

 

私
これのレトルトパウチタイプが本当に便利!

そのままで食べさせられて、外出先でも赤ちゃんにあげられます。

長期保存も出来ますし、たくさん種類があるのも嬉しいですね。

 

 

③フォローアップミルク:9ヶ月ごろから3歳ごろまで

フォローアップミルクとは、離乳食やベビーフードでは足りない栄養素を補うためのミルクです。

必ずしもあげる必要はありませんが、鉄やカルシウムなどがたくさん含まれており、バランスよく栄養を取ることが出来ます

離乳食が遅れている赤ちゃんにもおすすめですよ。

 

④幼児食:1歳すぎから5歳ごろまで

離乳食の次は幼児食です。この時期を過ぎると、薄味にした大人のご飯を取り分けて食べられるようになりますよ。

幼児食にはレトルトや冷凍食品など色々な市販品があります。幼児食専門ブランドの1つとして、「homeal(ホーミール)」も要チェックです。

お店やネットで商品を選ぶ時に、商品が対象としている月齢を確認してください。また、赤ちゃんの発育に合わせて商品を選びましょう。

 

赤ちゃんと一緒に大人も楽する食事や家事の方法

ここからは赤ちゃんとママ、家族の両方が嬉しいサービスの紹介になります。

  1. キッズカフェ・親子カフェ
  2. 宅配サービス
  3. 家事代行サービス

 

①キッズカフェ・親子カフェ:キッズスペースやおもちゃあり

これは赤ちゃんと一緒に入ることの出来るカフェです。メニューは離乳食や赤ちゃんのアレルギーにも対応してくれています。

見守りスタッフが常駐している店舗だとより安心です。赤ちゃんを遊ばせている間、少しはのんびりと食事をすることが出来ますよ。

 

私
勇気を出して行ってみた親子カフェで、料理が出来ないというママと出会いました。悩みを共有することが出来て、なんだかほっとしました。

 

②宅配サービス(デリバリー):外出して買い物する必要なし

「パルシステム」「nosh」「コープデリeフレンズ」などの宅配サービスも便利です。

電子レンジであたためると食べられるお弁当や冷凍食品を宅配してくれます。

オムツや離乳食などの赤ちゃん用品を一緒に注文できたり、赤ちゃんの年齢で手数料や送料が無料になったりするサービスもあります。

 

赤ちゃんを連れての外出は時間がかかって疲れるので出来るだけ避けたいですよね。

赤ちゃんを連れていなくても、かさばるオムツを買って帰ることは本当に大変!食事と一緒に届けてくれるのはとってもありがたいです。

食材宅配料理
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③家事代行サービス:家事のプロにおまかせ

思い切って家事代行サービスを使うのも1つの手です。産後うつであってもなくても、産後・育児中のママさんは日々頑張ってへとへとです

家事代行サービスで、自分や家族の代わりに料理を作ってもらったり家中を掃除してもらったりしましょう。

 

ご飯は美味しい、家中ぴかぴかになる、何より家事代行してもらう間にママたちは赤ちゃんを構うことが出来る!いいこと尽くめです。

ここまで紹介したものは、やはり手作りと比べてお値段が高くなります。

お金がかかってしまうことは痛いですが、産後うつの症状が長引くともっとお金がかかるようになります。今は必要経費と思って、頼れる範囲で頼りましょう。

自分で料理を作ってみようかなぁと気が向いたら作ってみましょう。それまではママの休息期間です。

無理に料理しようとするより、上記のアイテムやサービスを利用して、子供との時間を大切にすることが最優先です。

 

産後うつで料理どころじゃない!どうしたらいい?

そんなこと言われても、私には頼れる家族も何もない!料理どころか何も手がつけられない!というママには、こちらをすすめます。

保健所や自治体・市役所を頼る

もう赤ちゃんと二人で居るのも嫌!と、限界が来る前に保健所や自治体・市役所などに相談しましょう。

相談をすると、一時保育や赤ちゃんを施設に預ける提案をうけたり、保健師が家に来てくれたりします。

 

これは私の体験談ですが、私は妊娠前からうつの症状があります。

病院の先生や市の保健師さんに、うつの症状持ちだけれど出産したい!と話をしました。そして月に1回か2回、電話と自宅訪問でサポートをしてもらう事になりました。

そのおかげで、今もなんとか落ち着いて育児が出来ています。

 

私
一歩踏み出すことは難しいですが、一人で抱えこまずに、周りを頼ってください。きっと状況は改善するはずです。

 

【頑張らないで!】料理が出来ない産後うつの今は休みましょう

以上がうつ病の私が実践している、料理が出来ないと同じく悩む産後うつのママへ伝えたいことです。

要点はこの4つです!

  • 産後うつの自分を責めずしっかり休む
  • 赤ちゃんのご飯は市販の既製品で大丈夫
  • 自分や家族のご飯は宅配やデリバリーを使う
  • 一人で抱えこまずにパパや家族、周りを頼る

産後うつは本当につらいですね。省くことのできる時間・手間はとことん省きましょう。
そして、赤ちゃんと一緒の時間を少しでも笑顔に過ごしましょう♪