1歳になると離乳食が1日3食になり、いつも同じようなメニューが続いて気になっているママさんが多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そしてこんな悩みが出てきてはいませんか?
- 赤ちゃんが飽きてしまわないか
- 栄養バランスに問題はないか
いつも同じような離乳食だとマンネリ化してしまいますし、悩みも尽きないですよね。
この記事では、1日3食の離乳食がマンネリ化してきて悩んでるママさんに向けて詳しく紹介します。
離乳食で使える工夫の仕方を知って、離乳食ライフを赤ちゃんと楽しく過ごせるようになりましょう。
Contents
【いつも同じ離乳食への不安】もう1歳だから3食別メニューにしなきゃダメ?
いつも赤ちゃんのお世話が大変な中で、3食の離乳食をあげているママさん、毎日頑張っていてすごいです!
でももう1歳になるし、いつも同じ離乳食からそろそろ3食別メニューしなきゃダメかなと不安に思われてはいませんか?
実は赤ちゃんがいつも同じ離乳食でも、きちんと食べてくれるなら問題はありません。
1歳になると赤ちゃんは自我が発達してくるので気に入ったモノしか食べてくれなくなったり、その時の気分で食べたり食べなかったりすることがあるからです。
1歳になった途端、まったく離乳食を食べてくれなくなったという経験をしているママさんも中にはいらっしゃいます。
1歳になった娘だけど、ご飯全然食べてくれない。
離乳食始めたばかりの時の方が食べてくれてた気がする…
どうしていいかわからなくてつらい— しらたまうさぎ@低浮上&育児中 (@mochi_usagi129) August 2, 2019
最近、あんまりご飯(離乳食完了期)食べてくれない息子(1歳1か月)、
ツナマヨおにぎりだけはめっちゃ食べてくれる…嬉しい😭— なゆな (@6GDYiGcLiOtAHmF) August 19, 2021
今まで食べてくれてたのに、急に食べてくれなくなると不安も募りますよね。
でもなかなか食べてくれない中で、これだけは食べてくれるというモノがあると救われるとは思いませんか。
まったく離乳食を食べてくれないよりは、食べてくれるだけ上出来なんです。
そもそも離乳食は大人と同じように1日3食を食べられるようにするための練習期間なので、まずはきちんと食べてくれれば3食同じメニューでも問題がないのです。
もし、どうしても同じメニューが気になる時は、まずはバランス良くあげることを意識してみましょう。
一回の食事で炭水化物、たんぱく質、野菜の3種類を取りいれてあげると良いです。
1歳になると食べられる食材も増えているので、野菜を冷凍しておいて少量出すとかでも大丈夫ですよ。
また、調理方法も煮る、焼く、炒めるのシンプルな調理方法で大丈夫です。
離乳食と言っても、手の込んだ料理をする必要はないですし、シンプルな調理方法でさまざまな食材をあげてご飯を食べることに慣れさせてあげることが大事です。
いつも同じメニューでも悩まないで、食べてくれるだけでOKという広い心を持ち、バランス良くあげることを意識して離乳食生活を送りましょう!
1歳でも離乳食に飽きが来る時がある?3食いつも同じを変えるアレンジ方法3選
大人がいつも同じご飯を食べていると飽きてしまうように、赤ちゃんもいつも同じ離乳食だと飽きてしまうことがあります。
でも赤ちゃんが離乳食に飽きてしまったからといって、毎回違う離乳食メニューを考えるのは大変ですよね。
そんな時は簡単なアレンジで、飽きが来ないように工夫をしてみましょう。
こちらでは詳しくアレンジ方法をご説明します。
アレンジ①いつもの食材に少量の味付けをしてみる
赤ちゃんもいつも同じ離乳食の味だと飽きてしまうので、少しだけ味付けをして味の変化を出してあげましょう!
1歳になると調味料もさまざまなものが使えるようになります。
- 砂糖
- 塩
- しょうゆ
- みそ
- マヨネーズ
- ケチャップ
これだけ種類があればバリエーションも増えそうですね。
味付けをする時に気をつけたいのが、素材の味を大切にしながら、調味料はあくまで風味付け程度にすることです。
味付けが濃いと、赤ちゃんの消化器官に負担がかかってしまうので気をつけましょう。
少量の味付けは、大人にとっては小さな変化かもしれませんが、普段味付けのない食事が多い赤ちゃんにとっては大きな変化になります。
実は赤ちゃんって美食家で味の変化にちゃんと気づけます。
味付けをした時は大人が事前に味見をして、風味付け程度の味になっているか確認をしましょう!
アレンジ②食材の切り方をいつもと変えてみる
1歳になるとパクパク期と呼ばれ、赤ちゃんが自分で食べられるようになってきます。
自分の手で掴んで食べるので、食材をいつもと違う切り方にすることで“触れること”、“見ること”の違いを体験させてあげることができます。
少しのことですが、変化があると赤ちゃんは楽しくなり離乳食を食べる意欲も高まります。
いつもの切り方をこのように変えてみるのはどうでしょうか?
- 細かく切っていた食材 → 手で掴みやすいスティック状にする
- 角切りにしていた食材 → いちょう切りにする
普段と切り方を少し変えるだけなので、簡単にできるところがいいですよね。
気をつけたいのが、赤ちゃんの噛む力や消化力は個人差があるので、一口の食べる量が多すぎないか見てあげてくださいね。
アレンジ③大人と同じ食べ物から取り分けてあげる
一度飽きてしまうと、なかなか離乳食を食べてくれなくなってしまう時がありますよね。
そんな時にオススメしたいのが、大人と同じ食事を食べさせてあげる“取り分け離乳食”です。
この取り分け離乳食とは、大人の料理を味付けする前に赤ちゃん用に取り分けて離乳食にすることです。
赤ちゃんもママさん、パパさんと同じような食事が目の前に並ぶようになると嬉しくなって、離乳食を進んで食べてくれるようになるかもしれません。
取り分け方法や注意点についてご説明します。
大人が食べる料理を作る時に、調味料を入れる前に赤ちゃん用に取り分けます。
取り分けしやすい食事は、みそ汁やシチューにカレー、肉じゃが、うどんなど使える料理がたくさんあります。
注意点としては、1歳の赤ちゃんは大人とは違いまだ薄味のものしか食べられなかったり、食べられない食材があったりします。
以下の点について気をつけましょう。
- 味付けをする前に取り分けをする
- 生ものや消化に悪いものは与えない
- 歯茎で噛めないものは再度柔らかくなるまで煮る
- 大きめの食材は細かく切ってあげる
この注意点を守り、親子で同じような食事を食卓で囲むことでコミュニケーションを深めて食事を楽しみましょう!
3食の離乳食がいつも同じで栄養バランスが心配!1歳に必要な栄養をとるためには?
正直離乳食だけですべての栄養を摂取することはとても難しいと思います。
それは赤ちゃんは離乳食を一度に充分な量が食べられないからです。
それに毎食完璧な栄養バランスの離乳食を作り続けられるママさんはかなり少数派だと思います。
そこで登場するのがおやつ(間食)とベビーフードです。
気になる栄養に合わせて使い分けることで、栄養バランスを補うことができます!
【栄養が気になるなら①】おやつ
おやつはあくまでも、栄養の補助と考えましょう。
おやつにピッタリな食べ物は?
オススメのおやつはこちらになります。
- おにぎり
- パン
- バナナ
- 乳製品(ヨーグルトやチーズ、ミルクなど)
- 野菜スティック
- ベビー用のビスケットやせんべい
離乳食で+αであげるものはできるだけ、準備が簡単でパクッとすぐに口に入れられるものがママさんにとっても赤ちゃんにとっても良いです。
あくまでおやつは栄養の補助の役目なので、あげすぎないようにすることや、甘いものは虫歯の原因にもなりやすいことに気をつけましょう。
おやつをあげるタイミングは?
どのタイミングでおやつをあげたらいいのか悩む場合もありますよね。
食事の間隔があく、午前と午後に1回ずつおやつを入れてあげると栄養を補いやすくなります。
タイムスケジュール例
7:00 | 朝ごはん:離乳食 |
---|---|
10:00 | おやつ |
12:00 | お昼ご飯:離乳食 |
15:00 | おやつ |
18:00 | 夜ごはん:離乳食 |
上手におやつを活用をして、赤ちゃんの栄養を補ってあげましょう!
【栄養が気になるなら②】ベビーフード
手作り離乳食で難しいのが、毎回違うメニューを考えてさまざまな食材と味付けをして出してあげることが一つあるかと思います。
いつも同じような離乳食になってしまうと、赤ちゃんも段々似たようなモノし食べてくれなくなったり、まったく食べてくれなくなったりと偏食になってしまうこともありますよね。
かといって、実際に多種多様な離乳食を用意するのも大変です。
ここで登場するのがベビーフードです。
離乳食初期の時にお世話になった方も多いのではないでしょうか。
1歳になるとたくさんの食材が食べられるようになりますが、実際は中々食べてくれなくて困っている方も多くいらっしゃるかと思います。
そんな時にベビーフードを上手く活用すれば、いつもと違う変化があり赤ちゃんも食べてくれるようになったり、新しい食材にチャレンジしてくれたりするかもしれません。
また、もっと幅広い種類の食材や味付けを赤ちゃんに簡単に体験させてあげることができます。
こちらではオススメのベビーフードをご紹介します。
①キューピーベビーフード
- 電子レンジ加熱が可能なカップ入りタイプがある
- レバーなど自己調理では難しい食材が入っているものがある
偏食赤ちゃんは気分屋なので、急に食べたい欲が出た時は電子レンジ加熱が可能なタイプであればすぐに出してあげることもできるのでいいですね。
また、レバーなどの離乳食用に調理するのが難しい食材まで食べやすいように調理されているので、普段食べてくれない食材があってもチャレンジしてみることもできます。
引用:キューピーベビーフード
②和光堂
- シチュエーションに合わせた選択ができる
- 具材の固さ、大きさ、食感にこだわりがある
レトルトパウチシリーズから下ごしらえ済みシリーズまで、シチュエーションに合わせて選択ができるので、偏食赤ちゃんで困るさまざまな場面で対応することができます。
12ヶ月からのレトルトパウチシリーズは具材の固さ、大きさ、食感にまでこだわりがあり、なかなか食べてくれない赤ちゃんでも幅広く食べてくれるようになるかもしれません。
引用:和光堂
【さいごに】1歳の離乳食がいつも同じ3食でマンネリ化してきた時は工夫をして乗り切ろう!
1日3食になってからの離乳食は、毎日メニューを考えるのも大変だったり、赤ちゃんも食べてくれなかったり、ママさんへの負担も大きくなっているかと思います。
日頃、頑張っているママさん本当にご苦労様です!
マンネリ化してきて悩んでいる時は、大きく変えなくていいですし、自分ひとりで頑張らず市販品に頼っても大丈夫です。
赤ちゃんに合わせた工夫方法で、一緒に楽しく離乳食を食べられる環境を作ってあげましょう。
もう少しで大人と同じ食事が食べられるようになるのを楽しみに、マンネリ化してきた時は工夫をして離乳食ライフを赤ちゃんと一緒に楽しむといった感じで乗り切りましょう!